1. |
授業の内容(Course Description) |
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本講義は、近代日本の政治史を扱う。具体的には、明治憲法制定期から、翼賛体制にいたる日本政治の動向を、政党政治および二大政党制の発展と崩壊という視点から講義し、現代に通じる課題を提起していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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受講生各位が近代日本の政治史に関心をもち、理解を深めること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験の成績を重視する。さらに講義での出席点を加えて、総合的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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升味準之輔『日本政治史』2~4、1988年、東京大学出版会 その他、授業中に適宜指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本講義は、細かい年代や事象の暗記を目的とするものではない。 講義内容をもとに思考を重ね、自分自身の感想を持つようにしてほしい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス・講義内容などについて 【第2回】 明治憲法体制下の政治構造 【第3回】 日清戦争前後の議会と政党 【第4回】 立憲政友会の成立・日露戦争 【第5回】 桂園時代から大正政変へ 【第6回】 反政友会連合・第二次大隈重信内閣 【第7回】 政友会政権・原敬内閣 【第8回】 政友会分裂・護憲三派内閣 【第9回】 元老西園寺公望と三党鼎立政治 【第10回】 元老西園寺公望と二大政党政治 【第11回】 五・一五事件と政党政治の崩壊 【第12回】 中間内閣期の政党と官僚 【第13回】 二・二六事件後の軍部と政党 【第14回】 翼賛体制下の議会と政治家 【第15回】 講義のまとめ・近代日本の政党と政治
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