Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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日本史特殊講義7B- I 小山 俊樹
選択必修  2単位
【史】 10-1-1340-2706-09

1. 授業の内容(Course Description)
 本講義は、近代日本の政治史を扱う。具体的には、明治憲法制定期から、翼賛体制にいたる日本政治の動向を、政党政治および二大政党制の発展と崩壊という視点から講義し、現代に通じる課題を提起していく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 受講生各位が近代日本の政治史に関心をもち、理解を深めること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験の成績を重視する。さらに講義での出席点を加えて、総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 升味準之輔『日本政治史』2~4、1988年、東京大学出版会
 その他、授業中に適宜指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講義は、細かい年代や事象の暗記を目的とするものではない。
 講義内容をもとに思考を重ね、自分自身の感想を持つようにしてほしい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス・講義内容などについて
【第2回】
 明治憲法体制下の政治構造
【第3回】
 日清戦争前後の議会と政党
【第4回】
 立憲政友会の成立・日露戦争
【第5回】
 桂園時代から大正政変へ
【第6回】
 反政友会連合・第二次大隈重信内閣
【第7回】
 政友会政権・原敬内閣
【第8回】
 政友会分裂・護憲三派内閣
【第9回】
 元老西園寺公望と三党鼎立政治
【第10回】
 元老西園寺公望と二大政党政治
【第11回】
 五・一五事件と政党政治の崩壊
【第12回】
 中間内閣期の政党と官僚
【第13回】
 二・二六事件後の軍部と政党
【第14回】
 翼賛体制下の議会と政治家
【第15回】
 講義のまとめ・近代日本の政党と政治