Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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メディア文化論 II 田村 哲夫
選択  2単位
【社会】 10-1-1350-1800-02

1. 授業の内容(Course Description)
 社会におけるマスメデイアの機能、具体的にはマスコミが政治、経済、社会に果たしている作用の現状やマスコミの歴史を学び、それとの接し方を学ぶことを通じ①民主主義社会の構成員としての基本的な判断能力を涵養する②マスコミ就職希望者には受験に有利になる知識、技術などを習得させることでその準備に役立たせる③マスコミ以外の分野への就職にも優位な立場を目指す―などを目的とし、資料を添えた講義方式で展開する
 とりわけ、政治権力の成立とマスコミの関係に重点を絞り、マスコミの過去の失敗例を具体的に検証し、国民のレベルとマスコミの質の関係に理解を深めるよう工夫しつつ進める
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 マスコミの機能に関する包括的な知識を身につけることで、政治参加における基本姿勢を習得し、同時にマスコミで活動する意義を理解し、意欲を高めさせる。その受験に必要な知識も可能な限り習得させる
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験の結果に、授業中適宜行う小試験の結果を加味し、判定する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 通年使用のテキストは無い。必要に応じ、授業中に提示する
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 特になし。前期「メディア文化論 I 」を履修した上での受講が望ましい。但し条件ではない。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 後期講座のガイダンス
【第2回】
 マスコミとジャーナリズムの違い
【第3回】
 権力の成立とマスコミの関係
【第4回】
 新聞の歴史 その1
【第5回】
 新聞の歴史 その2
【第6回】
 明治政府と新聞
【第7回】
 太平洋戦争と新聞
【第8回】
 太平洋戦争と新聞
【第9回】
 戦後民主主義とマスコミ
【第10回】
 政治とマスコミ その1
【第11回】
 政治とマスコミ その2
【第12回】
 政治とマスコミ その3
【第13回】
 テレビと政治 その1
【第14回】
 テレビと政治 その2
【第15回】
 纏め 試験