Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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社会学演習 II 大沼 孝司
必修  2単位
【社会】 10-1-1350-1835-04

1. 授業の内容(Course Description)
 インターネット普及によって、私たちの生活は大きく変化しようとしている。消費者の行動は、ネットを通じた商品・サービスの購入にウエイトがかかってきた。企業はそれに対応しようとしてネット・マーケティングを活発化している。ネットのよる消費革命が本格化するのは間違いない状況だ。
 授業ではネット事業の成功例、失敗例を取り上げ、ネット・マーケティング戦略の基本的な仕組みや問題点を学習する。とくに、これからネット広告の主流になるモバイル広告の活用実態やクチコミ重視のブログ・マーケティングの活用例も取り上げたい。
 授業は数人単位のグループで具体的事例を研究して報告する形式をとる。参考書籍などはほとんどないため、当該ネット企業に話を聞きに行かなければならない場合も出てくるだろう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ネット・マーケティングの実例を学ぶことで、ネット社会の実情を理解することを目指す。企業活動に触れることで、企業の意思決定のプロセスも分かり、社会に出た時の参考になるはずだ。
 また、テーマを選び、研究し発表することを通じ、コミュニケーション能力に磨きをかけることも狙いたい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点と担当したテーマへの取り組み具合を重視する。また、自分が発表する番でなくても授業に前向きの姿勢で臨んでいるかどうか、という平常点も加味して成績を評価する。
 場合によっては、レポート提出を求めることもある。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業にテキストはとくに定めない。参考書籍や参考文献などは適宜、授業で紹介する。グループでテーマを選んで、テーマに即した資料を選ぶことを基本にする。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業には出てきても、自分の担当でないときは、討議にも参加せず漫然と過ごしている人が案外多い。そのようなことのないよう授業には積極的に参加してもらいたい。これが結局は自分のためになることを改めて銘記してほしい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 各人の自己紹介。授業の進め方。
【第2回】~【第14回】
 テーマの発表と討議。
【第15回】
 まとめ。