Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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職種選択 III A(イベントの組み立て方) 伊東 誠
選択  2単位
【自己啓発】 10-1-1500-0057-08

1. 授業の内容(Course Description)
 イベントは非日常の世界を演出すること。
 「YOSAKOIソーラン」は当時の札幌の大学生が創りあげたイベント。
 自分のアイデアでイベントを考える。オリジナルイベントを発想する。
 B5一枚にテーマに基づいた新しいイベントの提案をまとめる。ボールペンで書く。
 後半ではチーム別にイベントをグループで討議しながらまとめていく。
 チームごとのプレゼンテーションコンテストを行う。全員で審査、評価、順位をつける。
 イベントのキーワード(伊東誠式)30を紹介する。
 映像でイベントの内容を紹介しながらイベントビジネスの実態を学ぶ。
 フジテレビ、ニッポン放送、産経新聞、夕刊フジ、リビング新聞、秋田県観光情報発信チームなどで体験した各種のイベントの実際を紹介する。
 イベントに失敗はつきもの。失敗からもいろいろと学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 イベントビジネスの実際を知り、自分で新しいイベントの可能性を探る。
 アイデアをできるだけ多く(できれば100種類)考える。
 自分なりに実現可能なイベントをまとめあげる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回テーマに基づいて書くB5一枚のレポートを全体の60%で評価。期末テストで40%の評価。
 出席点も加味し、グループ別のプレゼンテーションコンテストにはどれだけ協力、参加したかをみる。
 いかに自由で楽しい発想を広げてオリジナルのアイデアをまとめあげることができるか。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『踊れ! YOSAKOIソーラン祭りの青春』軍司貞則 文藝春秋
 『イベントの本』PHP研究所編 PHP研究所
 『イベント戦略の実際』小坂善治郎 日本経済新聞社
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 TA(ティーチングアシスタント)制度を導入。4名を指名。TAからのプレゼンテーションも。
 教員と学生がコミュニケーションをとり授業が円滑に進むようにお互いに協力し合い努力する。
 授業開始む10分後には教室の後扉を施錠。「遅延証明書」提示の場合は前扉から。
 いかに自由で楽しい発想が組み立てられるか。オリジナリティが大事。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 堺屋太一とイベント仕掛け人  伊東誠式「イベントのキーワード30」
【第2回】
 映画1000年女王製作委員会  フジサンケイグループ初のメディアミックス
【第3回】
 帝京大学「青舎祭」イベントの組み立て方 ゲストスピーカーによる
【第4回】
 Jリーグオープニングイベント 1993.5.15国立競技場
【第5回】
 世界最多断片数ジグソーパズル(横浜そごうオープニングイベント)でギネス記録達成
【第6回】
 秋田県の観光情報発信チーム  秋田を売り込むイベント提案
【第7回】
 世界最大のイベント「リオのカーニバル」
【第8回】
 スペイン ブニョール トマト祭り
【第9回】
 YOSAKOIソーラン祭り
【第10回】
 西大寺はだか祭り
【第11回】
 ディズニーイベント、スヌーピーイベント
【第12回】
 冠婚葬祭イベント
【第13回】
 チーム別イベントプレゼンテーション
【第14回】
 カーネギー博物館大恐竜展
【第15回】
 失敗に学ぶイベントの裏ワザ
 ※イベントのテーマは変更される場合もあります。