Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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租税政策論 II 飯野 靖四
選択  2単位
【経営】 10-1-1110-1757-16A

1. 授業の内容(Course Description)
 春学期に引き続いて、この授業では租税に関する諸問題を、主として経済論的および制度論的観点から扱う。春学期には、日本の基本税制である所得税について簡単に説明したので、秋学期には所得税について繰り返した後、法人税、消費税や酒税、たばこ税についても説明する。そしてそれを基本にして民主党政権の租税政策について再度検討する。もちろん世界各国の租税政策についても検討する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 租税に関する基本的な考え方や日本の租税制度を理解し、民主党政権の租税政策についての評価ができるようになること
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業中に行う試験と15回目の授業時に行う試験で評価する。 詳しくは最初の授業時間に説明する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは原則として使用しない。民主党政権の租税政策についての情報は、新聞記事や雑誌記事をコピーして配布する。参考文献は適宜指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業に出席して静かに聞いてくれる上に授業に疑問を持ってくれる学生諸君の履修を希望する。単位取得だけを目的とする学生諸君の履修は歓迎しない。授業の遅刻は30分まで認める。授業は1年で完結するように計画されているので1年を通して履修されることを希望する。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業のガイダンスと春学期の試験の解説
【第2回】
 日本の所得税について
【第3回】
 法人税について
【第4回】
 国際課税について
【第5回】
 消費税について
【第6回】
 民主党政権の租税政策について
【第7回】
 民主党政権の租税政策について
【第8回】
 酒税について
【第9回】
 たばこ税について
【第10回】
 揮発油税と軽油引き取り税について
【第11回】
 地方税について
【第12回】
 租税の国際比較
【第13回】
 租税の国際比較
【第14回】
 税制全般について
【第15回】
 総括と秋学期の授業全体を範囲とした試験