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授業の内容(Course Description) |
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ミクロ経済学 I に引き続いて、ミクロ経済学の基礎と基本的考え方を学ぶ。本講では製品市場だけでなく、生産要素市場、完全競争市場だけではなく、独占、寡占等が支配する不完全競争市場あるいは公共財や外部性が存在する市場では市場がどのように働くかについても勉強する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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ミクロ経済学の基本的考え方と基本的用語を理解し、それらを現実の経済問題のいくつかには応用することができる力が身につくことである。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点 30% 中間試験・レポート 30% 期末試験 40%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書 八田 達夫『ミクロ経済学 I―市場の失敗と政府の失敗への対策』東洋経済新報社 参考書 西村 和雄『現代経済学入門 ミクロ経済学』岩波書店 岡田 章『ゲーム理論・入門―人間社会の理解のために』有斐閣アルマ
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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数学(高校の数学 I レベル)を恐れないこと。教科書には演習問題がついているが、解答を見る前に、かならず自分の力で解いてみること。いくつかの問題については授業でも取り上げる。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 完全競争市場のレビュー 【第2回】 独占1 【第3回】 独占2 【第4回】 ゲームの理論1―標準形ゲーム 【第5回】 ゲームの理論2―展開形ゲーム 【第6回】 寡占1―ク―ルノー寡占とベルトラン寡占 【第7回】 寡占2―シュタッケルベルグ寡占 【第8回】 生産要素市場1 【第9回】 生産要素市場2 【第10回】 完全競争市場再論1―純粋交換経済の一般均衡分析 【第11回】 完全競争市場再論2―生産を含む経済の一般均衡分析 【第12回】 市場機構の限界1―外部経済・不経済と公共財 【第13回】 市場機構の限界2―外部経済・不経済と公共財 【第14回】 不確実性と情報1 【第15回】 不確実性と情報2
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