Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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産業・企業研究 I 佐々木 愼一
選択  2単位
【観光経営】 10-1-1120-0244-11A

1. 授業の内容(Course Description)
 企業は「変化」に対応していかなければ生き残ることができない。そのためには先行き、つまり将来を「予測」することが必要になる。この「予測」が対象とする期間を短期、中期、長期に分け、そのうち短期、中期の予測を中心に説明をする。売上計画、設備投資計画等のベースとなる「量」の予測について講義をおこなう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 短期、中期、長期の予測において、それぞれ異なる要因を理解すること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業内でおこなう小テストにて評価をする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:プリント配布
 参考文献:授業の中で紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 新聞・雑誌で、いま売れている商品、これから売れそうな商品、売れ行きが落ち始めた商品に注目してください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 予測の機能と会社組織:社長、部長、平社員の役割
【第3回】
 予測の考え方:個人の予測 組織の予測
【第4回】
 予測のフレームワーク:方法と短期・中期・長期別の要因
【第5回】
 需要レベル測定の考え方:日本でカラーテレビはほぼ1000万台の理由
【第6回】
 需要構造による見方:耐久財への適用 買替時はチャンス
【第7回】
 季節調整済系列の考え方とその応用その1:短期的予測への利用
【第8回】
 季節調整済系列の考え方とその応用その2:景気の見方
【第9回】
 POSシステムその1:システムの概要
【第10回】
 POSシステムその2:予測への応用(Zチャート)
【第11回】
 売上予測:例題 コンビニ、板ガラス会社
【第12回】
 飽和曲線と企業行動:事例 楽天
【第13回】
 ユニクロの企業行動:売上げが下がる予兆
【第14回】
 ベンチャービジネスの予測:学生が考えたベンチャービジネスでの売上予測
【第15回】
 まとめ