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授業の内容(Course Description) |
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「食」をめぐる環境を考えるゼミナールです。私たちの生活の基本的な条件である食をめぐる文化を考えていきましょう。 食品表示偽造などの食品に対する疑問が起きたり、食をめぐる環境が注目を集めています。そして、食糧生産つまり農業の状況は危機的状況と報じられています。 演習では食品、それを作る農業、消費行動、これらを考えていきたいと思います。 具体的には、春セメスターは日本農業に関するレクチャーをしたり、ゼミ参加者がインターネットや図書館で資料を検索し興味のあることをまとめます。つまり秋セメスターの報告の準備をします。秋セメスターでは各人が食に関することを報告します。そして、それをもとに全員で討論をします。 参加者全員が主役となるようなゼミナールを作っていくことにしましょう。そして、せっかく学んだ情報処理を実用に活かせるようにしていきましょう。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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農業や食にかんする基本的知識と今日の問題の把握
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成績評価方法(Grading Policy) |
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春・秋セメスターともに出席を重視します。秋セメスターでは報告が必要条件です。ほかに報告の内容、形式も考慮に入れます。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特にありません。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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情報処理関連科目を履修していることが望ましいのですが、ゼミでも指導するので必要条件ではありません。報告者の報告を熱心に聞き、積極的に討論に参加してほしいと思います。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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春セメスター 【第1回】 第1回、ゼミというものに関する基本的説明。 【第2回】~【第15回】 はじめは日本農業に関するレクチャーをする。農林水産省の白書や統計を紹介し農業の基本を学ぶ。それとともにゼミ参加者が自分でテーマを決め、資料を検索し、またそれを集める方法を習得します。そして各自ノートブックパソコンを利用して、インターネット検索を行い資料を集め、まとめます。つまり報告の用意をします。 月に1回程度、ゼミ参加者から作業の進捗程度などを聞き、問題点の指摘などをします。 秋セメスター 【第1回】 第1回報告の仕方や、秋セメスターのゼミの進め方など説明する。 【第2回】~【第15回】 ゼミ参加者が報告し、それをもとに全員で討論をします。 この他に、授業の初めに「食」や「農業」のみならず、経済や社会の出来事を話したり、討論などします。
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