Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本の金融 II 若山 昇
選択  2単位
【観光経営】 10-1-1210-0687-18A

1. 授業の内容(Course Description)
 ユーロの通貨統合は、金融・経済の世界における新たな歴史的・国際的な展開である。この通貨統合を題材とし、金融システムにおけるグローバルな変化を分析する。さらに、日本及びアジアの金融・経済の現状を見つめ、課題を浮き彫りにする事を通して、金融に対する理解を深める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 現実の金融界の様々な変化を、できるだけ分かりやすい例で解説し、理論と実践の双方から金融をとらえる。こうして、現代経済社会における生きた金融の諸機能・特質を理解することを目標とする。
 授業では教室内で知識を習得するだけでなく、実際に日本銀行や東京証券取引所等の見学も行なう予定。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 クラス貢献度(出席・発表)、レポート・定期試験を総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じて、別途指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業ではできるだけ、金融に興味が持てるように配慮する。
 単位取得のみを目的とするのでなく、積極的に授業に参加してほしい。
 自分が興味の持てる分野を発見し、学んだ知識を利用して、更に自ら探究することができれば素晴らしい。
 なお、前期と後期を通年で履修することを強く希望する。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス、授業の方針、内容
【第2回】~【第4回】
 アジア通貨の過去、現在
【第5回】~【第7回】
 アジア共通通貨は必要か
【第8回】・【第9回】
 金融機関の機能、金融規制と自由化
【第10回】・【第11回】
 金融市場、金融政策
【第12回】
 金融派生商品
【第13回】
 家計と金融
【第14回】
 企業ファイナンス
【第15回】
 まとめ