Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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日本近現代史 I 筒井 清忠
選択  2単位
【史】 10-1-1310-0364-15A

1. 授業の内容(Course Description)
 大正後期から昭和20年の敗戦に至るまでの歴史を勉強します。
 この時期日本は国際協調主義外交の国からテロ・クーデター・戦争の国へと大きく変化していきます。どうしてこのようなことが起こったのでしょうか。映像を軸にしてわかりやすく基礎から勉強していきましょう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 日本近現代史の基礎知識を習得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回の小レポートによる。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 (テキスト)
  筒井清忠『昭和史15の分岐点』朝日選書、2010年
  筒井清忠『近衛文麿』岩波現代文庫、2009年
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 質問を活発に。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業方針の説明
【第2回】
 ワシントン体制の成立と排日移民法(米)
【第3回】
 軍縮時代の世相
【第4回】
 普通選挙法の成立と二大政党政治(ロンドン海軍軍縮条約問題)
【第5回】
 マスコミの発達と世論
【第6回】
 満州事変の勃発(大正期以降の日中関係の帰結)から国連脱退まで
【第7回】
 陸軍の潮流(バーデン・バーデンの盟約から一夕会まで)
【第8回】
 3月事件、10月事件
【第9回】
 超国家主義運動の潮流(①、北一輝の思想)
【第10回】
 超国家主義運動の潮流(②、大川周明の思想)
【第11回】
 血盟団事件、5・15事件
【第12回】
 政党政治の終焉(帝人事件・天皇機関説事件)
【第13回】
 軍閥の暗闘(皇道派と統制派の抗争①陸軍士官学校事件)
【第14回】
 軍閥の暗闘(皇道派と統制派の抗争②相澤中佐事件)
【第15回】
 二・二六事件