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授業の内容(Course Description) |
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西洋世界の歴史を近世初頭の16世紀より17世紀まで、アナール派社会史の観点を加味しながら、政治史中心に概観します。これは世間一般の大学では標準的な内容量の概説ですが、高校で世界史Aしか学ばなかった人には大変詳しく感じることでしょう。しかし、もし教職を目指すなら、これが常識だということを知っておいてください。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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近世のヨーロッパの骨格となる重要ないくつかの要因を整理して考える能力を身につけるところまで、目指したい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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前期と同じやり方にします。前期の項目を参照してください。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストには、歴史地図を指定します。亀井他編『増補版標準世界史地図』(吉川弘文館)、千円以下です。参考文献としては大下他編『西洋の歴史[近現代編]増補版』(ミネルバ書房)を挙げます。これをベースに、そこで引用されている文献を探してください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前期からの履修であることを期待します。私が出席点呼を取った際にいなければ欠席で、遅刻扱いはありません。出席点呼においては、テキスト・参考文献欄の歴史地図を持参していないと、出席カードは渡しません。欠席扱いになります。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】~【第4回】 絶対主義 【第5回】~【第7回】 イギリス革命 【第8回】・【第9回】 フランス絶対王政 【第10回】~【第12回】 中部・東部ヨーロッパ諸国の発展 【第13回】・【第14回】 植民地の発展 【第15回】 後期試験とまとめ
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