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授業の内容(Course Description) |
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前期の授業の目標に同じである。 前期において学んだ近現代史の構造的な問題のルーツを探るべく、今期の授業内容は、古代から近世に至る歴史展開とその意義に関して講義する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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前期の授業である日本近現代史の構造的問題と歴史的意義を踏まえ、それらのルーツを探るべく、日本の先人や先達が、古代以降の国家形成と発展に如何なる意識のもとに、如何なる努力と方法によってこれらをなし遂げようとしたかを学ぶ。そしてそれらが、後世である日本の近現代史の未解決事項とその展開に如何なる連関を有しているかを構造的に明らかにすべく努力し、整理する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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前期と同じく、講義参加は必須であり、毎回出席を取る。数回、時間内にミニテストを行うと同時に、最終的にテストをもって総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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① 講義テキストはその時間に配布する。 ② 参考文献: * 佐々木潤之助他『概論 日本歴史』(吉川弘文館) * 笹山晴生『古代国家と軍隊』(中央公論社、昭和60年) * 武光誠『日本史の全貌』(青春出版社、2004年) * 黒野耐『日本を滅ぼした国防方針』(文芸春秋、平成14年)
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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古代から近世という時代は、日本という国が形成・発展していく中で、大陸的志向、海洋的志向が交錯し、何らかの軍事的要素が働いている。日本という国が如何なる因果関係のもとに形成されてきたのか、国家・国民の概念とは何かを把握してほしい。授業の概要及び到達目標に、これらの視点を交え、学習することを望む。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション(授業目的、到達目標、講義内容の説明等) 【第2回】 古代国家の成立 【第3回】 律令国家の形成と展開 【第4回】 摂関政治と地方社会 【第5回】 中世社会の成立と展開 【第6回】 内乱と一揆の時代 【第7回】 中世前期の文化 【第8回】 中世中後期の文化 【第9回】 織豊時代 【第10回】 江戸幕府の成立と鎖国形成 【第11回】 幕藩体制の確立 【第12回】 幕藩体制の動揺 【第13回】 開国と幕藩体制の崩壊 【第14回】 近世の文化 【第15回】 古代、中世、近世のまとめ(前期のテーマとの関連をまとめる。日本の国家形成の因果関係、日本人等)
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