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授業の内容(Course Description) |
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「ロシア文化論Ⅰ」に引き続き、1920年代から1960年代までのロシア(ソビエト連邦)の文化状況を中心に扱う。文学、絵画、映画、音楽などを切り口に、激動と抑圧の時代に生きた芸術家たちの姿に迫る。特に「ロシア文化論Ⅱ」では、パリ、ベルリン、ニューヨーク等に亡命した芸術家たちにも触れる。また比較文化論の視点を取り入れ、同時代のヨーロッパの文化状況も横断的に考察する。授業内では積極的にCD、DVD、画集を鑑賞したい。授業の終わりには毎回短い感想(レスポンス・シート)を提出してもらいます。なおロシア語の知識は必要としません。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.ロシア(ソビエト連邦)の文化について理解を深める。 2.「批評理論」という方法論を身につけることによって、作品の持つ可能性を新たに引き出す。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への参加態度50%(出席及びレスポンス・シート)、期末テスト50%。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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随時プリントを配布する。参考書は開講時、ほか授業中に適宜指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業には積極的に参加すること。「ロシア文化論Ⅰ」を受講していることが望ましい。希望する受講生には関心に合わせて発表を行なってもらう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】~【第5回】 革命から大テロルまで 【第6回】 DVD鑑賞 【第7回】~【第10回】 亡命芸術家 【第11回】~【第13回】 ラーゲリ(収容所)文学 【第14回】 まとめ 【第15回】 期末テスト
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