Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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ロシアの社会と文化B 中尾 泰子
選択  2単位
【国際文化】 10-1-1500-0386-08A

1. 授業の内容(Course Description)
 「ロシア文化論Ⅰ」に引き続き、1920年代から1960年代までのロシア(ソビエト連邦)の文化状況を中心に扱う。文学、絵画、映画、音楽などを切り口に、激動と抑圧の時代に生きた芸術家たちの姿に迫る。特に「ロシア文化論Ⅱ」では、パリ、ベルリン、ニューヨーク等に亡命した芸術家たちにも触れる。また比較文化論の視点を取り入れ、同時代のヨーロッパの文化状況も横断的に考察する。授業内では積極的にCD、DVD、画集を鑑賞したい。授業の終わりには毎回短い感想(レスポンス・シート)を提出してもらいます。なおロシア語の知識は必要としません。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.ロシア(ソビエト連邦)の文化について理解を深める。
 2.「批評理論」という方法論を身につけることによって、作品の持つ可能性を新たに引き出す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への参加態度50%(出席及びレスポンス・シート)、期末テスト50%。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 随時プリントを配布する。参考書は開講時、ほか授業中に適宜指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業には積極的に参加すること。「ロシア文化論Ⅰ」を受講していることが望ましい。希望する受講生には関心に合わせて発表を行なってもらう。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】~【第5回】
 革命から大テロルまで
【第6回】
 DVD鑑賞
【第7回】~【第10回】
 亡命芸術家
【第11回】~【第13回】
 ラーゲリ(収容所)文学 
【第14回】
 まとめ
【第15回】
 期末テスト