Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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スポーツ社会学 島﨑 直樹
選択  2単位
【教育】 10-1-3074-0281-15A

1. 授業の内容(Course Description)
 平成17年度より、(財)日本体育協会公認スポーツ指導者資格である「スポーツリーダー」の認定を本学で行えるようになった。
 「スポーツリーダー」とは、他に競技別「指導員」「コーチ」「教師」(上級を含む)や「スポーツプログラマー」「アスレティックトレーナー」「スポーツドクター」などの資格と同様に『公認スポーツ指導者』として認知され、「地域住民のスポーツの生活化・定着化をサポートし、競技別指導者等とともに実技指導を行い、基礎的なスポーツ指導や運営にあたる」(日体協Sports for all資料より)ことができる。
 「スポーツ社会学」の授業においては、教科の性格上、この指導者資格の立場や可能性を理解してもらい、各人がひとりの「スポーツリーダー」として認識、自覚を持ち、スポーツに携わることのできるよう理解を深めてもらう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 社会のの中のスポーツの理解
 スポーツ選手としての行動規範の確立
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業参加状況、授業中のレポート、最終試験を総合し判定する。
 授業参加状況が50%
 最終試験が30%
 授業内レポートが20%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『公認スポーツ指導者養成テキスト』
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 (財)日本体育協会公認スポーツ指導者資格「スポーツリーダー」の理解
 「スポーツ社会学」の役割
【第2回】
 「スポーツの歴史と概念」
 スポーツの歴史的発展と現代スポーツの考え方、スポーツを取り巻く環境
【第3回】
 「スポーツの歴史と概念」
 現代の日本のなかにおけるスポーツの意義
【第4回】
 「文化としてのスポーツ」
 スポーツの文化性、文化的内容、スポーツ観、スポーツ規範、ボランティア
【第5回】
 「文化としてのスポーツ」
 フェアプレイとスポーツマンシップ
 ドーピング、等のルール違反について
【第6回】
 「社会の中のスポーツ」
 現代社会とスポーツの関わり
 スポーツと政治、経済
【第7回】
 「社会の中のスポーツ」
 地域社会におけるスポーツの果たす役割
 地域におけるスポーツ指導者の役割
【第8回】
 「我が国のスポーツ振興施策」
 世界のスポーツ事情と日本のスポーツ振興施策
【第9回】
 「我が国のスポーツ振興施策」
 スポーツの国際的動向
 日本と世界各国のスポーツ振興ビジョン
【第10回】
 「スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任」
 スポーツ事故発生時の危機管理体制の整備
 スポーツ事故発生時の対応と法的責任
【第11回】
 「スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任」
 スポーツ事故の予防
 安全管理システムの確立
【第12回】
 「スポーツと人権」
 虐待、セクシュアルハラスメントなど
【第13回】
 「スポーツと人権」
 スポーツ規範と倫理(モラル)
 暴力・暴言など
【第14回】
 ドーピング行為とフェアプレイ
【第15回】
 まとめ・総論