Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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Business実務 宮地 利彦
選択  2単位
【人間文化】 10-2-2120-0516-24A

1. 授業の内容(Course Description)
 ビジネス社会で働く際に必要な基本的知識と理論を学ぶ。ビジネスはヒト・モノ・カネ・情報の経営資源を活用して、組織の目標を達成するための協働である。すなわち、働くということは、組織内の個人の活動を通して、組織に貢献することであって、社会的活動でなくてはならない。
 ビジネスの組織の仕組みと意義やビジネスの処理方法を理論のみで学ぶのではなく、具体的なビジネスの内容を組織とワーカーの両面から関連づけ・把握し学ぶことが大切である。
 この科目の内容は、社会に出て仕事をしていく上で、基本となる知識である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 本講義はビジネス実務の理解とその実務能力の育成である。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末テストおよび、随時おこなう学習ノートあるいはレポートの提出の結果に出席状況を加味して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 宮地利彦 著 改訂『現代オフィスワーク研究』
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 自分で考える習慣をつけてほしい。講義開始時間20分過ぎの出席は、認めない。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
 ビジネス実務者の視点から講義を行う。
【第1回】
 ガイダンス、ビジネス実務者のビジネスの現状
【第2回】
 ビジネスを取り巻く社会経済的環境
【第3回】
 ビジネス実務の職場環境
【第4回】
 職場仲間との協調 ビジネスマナーの意義
【第5回】
 ビジネス組織と仕事、ラインとスタッフ
【第6回】
 ビジネス組織と情報の位置づけ
【第7回】
 ビジネス実務の情報システム(OAシステムとは)
【第8回】
 ビジネス実務の技法、チームワークによる仕事、報連相の意義
【第9回】
 ビジネス実務に必要な意識 原価意識、規律意識、機密の保持
【第10回】
 ビジネスパースンの仕事術、文書の作り方、会議の進め方
【第11回】
 ビジネス実務とキャリア形成(より高度な仕事をもとめて)
【第12回】
 仕事の効率化・能率の向上、管理サイクル(PDCA)、スケジューリング
【第13回】
 ビジネス実務の情報手段としての文書、文書の管理の意義
【第14回】
 ビジネス実務のデジタル情報の特質と管理
【第15回】
 ビジネス実務の品質と標準化