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授業の内容(Course Description) |
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この授業では、まず、人間の発達に与える環境や教育の影響について概説する。次に、子ども観・教育観の変遷を扱い、教育という営みが制度化・組織化されてきた過程を歴史的に説明していく。教育という営みがその時代や社会に大きく左右されつつも、独自の理念や思想を内包して展開されていることを振り返り、今後の展望を図る。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①人間の発達に与える環境や教育の影響について理解を深める。②子ども観・教職観の変遷を踏まえ、教育という営みが制度化・組織化されてきた過程を歴史的に把握する。③時代の変遷とともに、教育の目的や内容が変化を遂げてきたことを理解する。また一方で、各時代に通底し、尊重されてきた教育の原理や思想について自ら追究し、それらに対する見解を論理的に説明できるようになる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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①授業への参加状況、②授業時に提出するリアクションペーパー、③学習活動の過程と成果を記録したファイル(ポートフォリオ)、④期末試験または期末レポート、以上に基づいて総合的に判断する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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適宜必要な資料を配布し、参考文献を提示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業等を通じて、自分の考えや疑問、新しく学んだことを随時記述し、学習活動の過程と成果を示すファイル(ポートフォリオ)として蓄積していくことを期待する。蓄積したポートフォリオは、授業内外において、それぞれの省察や課題の克服に役立てて欲しい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 人間の発達と環境 【第3回】 人間の発達と教育 【第4回】 子ども観・教育観の変遷(1) 【第5回】 子ども観・教育観の変遷(2) 【第6回】 古代から近世期における教育 【第7回】 明治期における教育 【第8回】 大正期における教育 【第9回】 戦時下における教育 【第10回】 戦後日本と教育(1) 【第11回】 戦後日本と教育(2) 【第12回】 高度経済成長期における教育 【第13回】 臨時教育審議会以降の教育(1) 【第14回】 臨時教育審議会以降の教育(2) 【第15回】 社会・子どもの変化と教育の変化
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