Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
マーケティング II 円谷 洋一
選択  2単位
【経済】 10-1-1120-2773-02

1. 授業の内容(Course Description)
企業活動の根幹となるマーケティング戦略を、コミュニケーション活動を視野に据えつつ概括することで、 「日々眼にする&接触する、商品・サービス・情報」の意味を理解する。
広範囲にわたるマーケティング領域を、戦術レベルの詳論に立ち入るのではなく、大局的かつ、社会環境と生活者の変貌に伴い近年著しく変化の様相を呈する最新動向を論ずることで、企業競争の状況を理解する。
そのため1年間かけて、基本となる戦略構造から最新の戦略知識までを、「キーワードで理解する」方法論を用いて述べていきたい。
後期は、コミュニケーション領域に焦点を絞り、戦略概論と最新動向の理解促進に努める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
企業の競争、なかでもコミュニケーション活動の意味理解を通じ、戦略的に企業・商品・サービスを捉える眼と習慣性を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
期末テストを通じ評価する。(配布資料の持ち込み可)
テストにおける満点は、90点とする。
出席点は、1出席当り1.5点。
最終日テストを除く14回(21点)を満点とし、テスト結果に加算します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
テキスト・プリント配布
参考文献:必要に応じ授業のなかで紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
日々目にする、情報として聴こえてくる商品・サービスに対して“!”&“?”する習慣を持っていてください。

6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
      後期ガイダンス
【第2回】
      統合型(4P)マーケティングを中心とした前期講義のサマリー
【第3回】 
      統合型マーケティングにおけるコミュニケーション戦略
【第4回】
      コミュニケーション戦略としての「広告」機能1
【第5回】
      コミュニケーション戦略としての「広告」機能2
【第6回】
      コミュニケーション戦略の立案プロセス
【第7回】
      戦略立案の前提「購買意思決定プロセス」
【第8回】
      社会環境と購買意思決定プロセス変化による「関係性マーケティング」への注目
【第9回】
      ICM (統合型マーケティング・コミュニケーション)
【第10回】
      関係性マーケティング・ICMの中心課題「ブランド・マネジメント」1
【第11回】
      関係性マーケティング・ICMの中心課題「ブランド・マネジメント」2
【第12回】
      関係性マーケティング・ICMの中心課題「ブランド・マネジメント」3
【第13回】
      1年間の振り返り1
【第14回】
      1年間の振り返りと、総合事例
【第15回】
      後期試験:出題範囲は後期講義分