1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
|
生き物の核心部分である情報変換系および運動系について、物理学の観点からやさしく解説します。講義や授業内で示された課題をこなすことで理解を深めていきます。生物と、音波、光波、熱、電磁気、重力などとの関わりについて学習します。
授業では計算主体の演習問題を出題します。 試験持ち込み可の対策用紙は他の履修者と協力して作成して構いません。 この授業ではDP1、DP2に関する知識、技法、態度を修得します。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
(1)生物を理解する上で必要不可欠な物理学的知識、情報変換系や運動系について、物理学の観点から理解し考察できるようになる。 (2)各分野の基礎的な計算問題を解けるようになる。 以上のことを目標とします。
|
3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
|
テストの成績(100%)で評価します。 授業内で行う演習問題についてはその時間内に解法と解答を解説します。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキストは指定しません。毎回プリントを配布します。
|
5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
|
毎回のプリントは事前にLMS上に掲載しておきます。 予備学習として1時間程、次回のプリントをよく読み、記載された内容やキーワードについて調べてノートにまとめておくこと。 復習として1時間程、配布プリントを参照しながら授業ノートを整理し、理解を深めておくこと。特に授業中に自力で解けなかった計算問題は一通り解き直してノートに解法をまとめておくこと。 13回目の授業時に、試験時持ち込み可のA3用紙を配布します。この用紙に必要な情報を整理して記入し、試験対策を作成すること。作成にあたっては他の履修者と協力して構いません。 該当期間に30時間以上の予習復習が必要です。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
関数電卓必携とします。 出席率6割未満の者は再試験を受けられません。
|
7. |
授業内容 |
|
【第1回】 | 生物と物理 概説、情報伝達系の基礎 | 【第2回】 | 音と生物1 音の物理学 | 【第3回】 | 音と生物2 動物の音機構 | 【第4回】 | 音と生物3 超音波の利用、音による行動様式 | 【第5回】 | 光と生物1 光の物理学 | 【第6回】 | 光と生物2 動物の視覚 | 【第7回】 | 光と生物3 視覚情報の処理と認識 | 【第8回】 | 光と生物4 昆虫と紫外線、水棲生物の光利用、生物の発光機構 | 【第9回】 | 熱と生物1 熱の物理学、体温調整、恒温・変温動物 | 【第10回】 | 熱と生物2 温度感知機構と熱線の利用 | 【第11回】 | 電磁気と生物 電磁気の物理学と磁気感覚、生物と放射線 | 【第12回】 | 力と生物1 重力と生物 | 【第13回】 | 力と生物2 生物の加速度感知機構とその利用 | 【第14回】 | 生物物理学における種々の数値問題とその演習 | 【第15回】 | テストとまとめ |
|