Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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情報システム論特講 大林 千一
選択  2単位
【経営学専攻】 17-1-1110-0672-09

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義では、最初に情報システムにおいて中心的な位置を占めるコンピュータによる情報処理に関する基本的な事項を説明する。その上で、コンピュータを研究や実務で利用する立場から重要な、文書作成、表計算、プレゼンテーションなどのためのソフトウェアについて、利用上の留意点等を演習を交えつつ概説するとともに、ウェブによる情報発信のためのHTMLとCSSについて触れる。また、これらの応用プログラムを含め、コンピュータを作動させるための基となるプログラムについて、VBAなどを利用しつつ、簡単な例を挙げながら、その考え方を説明することも行いたい。

2.
授業の到達目標

 ①コンピュータによる情報処理に関わる基本的な事項について理解を深める。
 ②アルゴリズムとプログラミングの考え方を修得する。
 ③基本的なアプリケーション・ソフトウェアを研究や実務上の実際の問題に活用できる。

3.
成績評価の方法および基準

 3~4回提出を求める課題に基づき評価する。

4.
教科書・参考書

 プリントを配付するが、情報システム全般に係る参考書として以下を挙げておく。アプリケーション・ソフトウェアの解説書は多数出版されているので、適宜参考にされたい。
 ・魚田勝臣編『コンピュータ概論 情報システム入門 第6版』(共立出版)
 ・矢沢久雄『独習 情報処理技術 入門編』(翔泳社)
 ・J. Glenn Brookshear著、神林靖・長尾高弘訳『入門コンピュータ科学』(KADOKAWA)

5.
準備学修の内容

 指定された演習、課題等は次の授業までに行っておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 自宅での演習、課題などのため、個人で使えるパソコンが必要である。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業の内容・進め方、情報システムとコンピュータ
【第2回】
 コンピュータの基本要素、ハードウェアとソフトウェア
【第3回】
 コンピュータにおけるデータの表現と処理
【第4回】
 オペレーティングシステムとファイルシステム
【第5回】
 文書作成ソフト(特にWord)について
【第6回】
 表計算ソフト(特にExcel)の基礎的事項
【第7回】
 表計算ソフトによるグラフの作成
【第8回】
 表計算ソフトにおける関数の利用
【第9回】
 プレゼンテーションソフト(特にPowerPoint)について
【第10回】
 ネットワーク
【第11回】
 HTMLとCSS
【第12回】
 コンピュータ・プログラムとアルゴリズム
【第13回】
 表計算ソフト(Excel)におけるプログラミング機能(VBA)の利用
【第14回】
 各種のプログラミング言語
【第15回】
 まとめ