Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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税法演習 I 岩﨑 健久
必修  4単位
【経済学専攻】 17-1-1120-0076-11

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義は、春期・秋期を通じて、現代日本の税法の詳細について解説を行います。特に、法人税法、所得税法、消費税法等に関する判例・裁決例研究を行い、これらの税法を様々な角度から分析、検討し、修士論文執筆に必要な知識を説明しながら、論文指導をします。

2.
授業の到達目標

 現代日本の税法全般について理解することを目標をし、税法に関する修士論文を執筆できるレベルまで、法人税法、所得税法、消費税法等について理解しながら、修士論文の完成を目標にします。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、レポート課題を80%程度として評価します。

4.
教科書・参考書

 岩﨑健久『租税法』(税務経理協会)
 岩﨑健久『消費税の政治力学』(中央経済社)

5.
準備学修の内容

 税法に関する著書、論文を読み込み、修士論文執筆に向けて準備をしてください。

6.
その他履修上の注意事項

 私語は厳禁です。毎回出席して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
<春期>
 税法の基礎的理論(意義、分類)について総まとめをします。
【第2回】
 わが国の税法体系について解説します。
【第3回】
 法人税法に関する判例・裁決例研究をします。
【第4回】
 所得税法に関する判例・裁決例研究をします。
【第5回】
 消費税法に関する判例・裁決例研究をします。
【第6回】
 相続税法に関する判例・裁決例研究をします。
【第7回】
 修士論文の中間報告(第1回)をしてもらいます。
【第8回】
 修士論文の中間報告(第1回)で指摘された点を加筆、修正してもらいます。
【第9回】
 法人税法に関する判例・裁決例研究をさらに進めます。
【第10回】
 所得税法に関する判例・裁決例研究をさらに進めます。
【第11回】
 消費税法に関する判例・裁決例研究をさらに進めます。
【第12回】
 相続税法に関する判例・裁決例研究をさらに進めます。
【第13回】
 修士論文の中間報告(第2回)をしてもらいます。
【第14回】
 修士論文の中間報告(第2回)で指摘された点を加筆、修正してもらいます。
【第15回】
 総まとめを行います。
【第16回】
<秋期>
 夏休み中に執筆した修士論文の報告をしてもらいます。
【第17回】
 地方税法について解説します。
【第18回】
 住民税について解説します。
【第19回】
 事業税について解説します。
【第20回】
 固定資産税について解説します。
【第21回】
 修士論文の中間報告(第3回)をしてもらいます。
【第22回】
 修士論文の中間報告(第3回)で指摘された点を加筆、修正してもらいます。
【第23回】
 法人税法に関する最新の判例・裁決例について解説します。
【第24回】
 所得税法に関する最新の判例・裁決例について解説します。
【第25回】
 消費税法に関する最新の判例・裁決例について解説します。
【第26回】
 相続税法に関する最新の判例・裁決例について解説します。
【第27回】
 修士論文の中間報告(第4回)をしてもらいます。
【第28回】
 修士論文の中間報告(第4回)で指摘された点を加筆、修正してもらいます。
【第29回】
 国税について総まとめを行います。
【第30回】
 地方税について総まとめを行います。