1. |
授業の概要(ねらい) |
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前期の講義を受け、日本の武士、ヨーロッパの騎士、そしてロシアの貴族の規範と葛藤について学んでいく。最終的には、日本・ヨーロッパ・ロシアの軍人階級の文化の比較を通して、これらに通じる普遍的な側面と特殊な側面について考察する。具体的な題材として、江戸時代に起きた赤穂事件を取り上げ、史実としての側面と、「忠臣蔵」として語り継がれる作品としての側面に注目し、比較を交えて考察する。 授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては授業中、短時間のグループ議論を行う予定である。なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。
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2. |
授業の到達目標 |
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・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できる ・文化の多様性について理解を深める ・関心のあるテーマを選び、比較を試みる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点(授業への積極的な参加、授業内の小レポートなど)40%、レポート60%からなる総合評価 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)
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4. |
教科書・参考書 |
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特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。 参考文献は講義中に随時紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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講義ごとの内容を復習すること。必要に応じて、事前に配布する資料を一読し、予習すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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継続的・積極的な受講を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 講義の概要、前期の復習 | 【第2回】 | 名誉の概念 | 【第3回】 | 武士道と名誉 | 【第4回】 | 日本における喧嘩の歴史(喧嘩両成敗法など) | 【第5回】 | 喧嘩、敵討(事例研究) | 【第6回】 | 赤穂事件(1) | 【第7回】 | 赤穂事件(2) | 【第8回】 | 赤穂事件(3) | 【第9回】 | 映画作品にみる赤穂事件の描き方 | 【第10回】 | ヨーロッパの決闘(1) | 【第11回】 | ヨーロッパの決闘(2) | 【第12回】 | 関連映画の鑑賞 | 【第13回】 | 18~19世紀のロシアの貴族の決闘(概要) | 【第14回】 | 18~19世紀のロシアの貴族の決闘(原因);プーシキンの決闘 | 【第15回】 | 総まとめ |
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