1. |
授業の概要(ねらい) |
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投映法(Projective methods)とは、構造化されていない場や対象といった曖昧な刺激に対する検査対象者の自由な反応を検査者が解釈し、投映されている主題や情緒傾向、適応水準などを明らかにしていくための手法である。本講義では、各種投映法について学び、その施行法、集計法、解釈についての理解を深めるだけでなく、臨床場面でどのように利用され、心理臨床に役立てられているかの理解を深める。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)投映法の特徴について説明することができる。 2)各投映法が実施することができる。 3)得られた投映法の検査結果について解釈することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点60%、テスト40%
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4. |
教科書・参考書 |
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・上里一郎(2001)『心理アセスメントハンドブック第2版』西村書店 その他、授業内で適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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あらかじめ決められた授業計画に従い、各検査マニュアルを熟読すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本演習で検査対象者から得られたデータについては守秘義務を守ること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 投映法概要 | 【第2回】 | TAT① | 【第3回】 | TAT② | 【第4回】 | P-Fスタディ | 【第5回】 | SCT | 【第6回】 | 総合演習① | 【第7回】 | 描画法について | 【第8回】 | バウム・テスト | 【第9回】 | HTP,HTTP,動的HTP | 【第10回】 | 風景構成法 | 【第11回】 | 総合演習② | 【第12回】 | テストバッテリー | 【第13回】 | 事例検討 | 【第14回】 | 投映法に関する最近の研究動向 | 【第15回】 | 春学期のまとめ |
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