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授業の概要(ねらい) |
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18世紀以降ヨーロッパの自信回復とともに確立するヨーロッパ中心の美学を適宜参照しながら、日本人の審美観に焦点をあてる。19世紀末における欧米人の東洋人観、東洋美術観を考察し、ジャパニズムの特徴を把握する。期中3回、個人発表をしてもらい、そのあとに質疑応答と解説、ディスカッションを予定しています。
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2. |
授業の到達目標 |
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異文化間の芸術受容のあり方を検証し、芸術の超域性および異文化について理解を深める。異文化の理解ならびに表現の特徴を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点60%、個人発表40%。
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4. |
教科書・参考書 |
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岡倉天心『茶の本』
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5. |
準備学修の内容 |
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個人発表の準備。発表時の質疑応答で明らかになった問題点を調べる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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芸術に現れた、文化の違いに注意してほしい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス。 | 【第2回】 | 日本人の審美観1。 | 【第3回】 | 日本人の審美観2。 | 【第4回】 | 個人発表1。質疑応答、解説、ディスカッション。 | 【第5回】 | 日本人の審美観3。 | 【第6回】 | 日本と東洋1。 | 【第7回】 | 日本と東洋2。 | 【第8回】 | 個人発表2。質疑応答、解説、ディスカッシ | 【第9回】 | エキゾチズムと東洋1。 | 【第10回】 | エキゾチズムと東洋2。 | 【第11回】 | ジャパニズム。 | 【第12回】 | 個人発表3。質疑応答、解説、ディスカッション。 | 【第13回】 | エコール・ド・パリと日本の洋画家1。 | 【第14回】 | エコール・ド・パリと日本の洋画家2。 | 【第15回】 | まとめとテスト。 |
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