Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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アメリカ経済論特講 I 柴田 徳太郎
選択  2単位
【経営学専攻】 17-1-1110-4642-21A

1. 授業の概要(ねらい)

 アメリカは世界の中心国、基軸通貨国として、世界全体に大きな与える存在です。この授業では、格差の拡大と貧困、金融の証券化、金融危機の発生、双子の赤字など、アメリカ経済が抱える諸問題について、その背景と原因について学びます。

2.
授業の到達目標

 格差拡大、金融危機、双子の赤字などアメリカ経済が抱える諸問題を、制度進化という観点から学びます。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点:40%(出席状況と授業に取り組む熱意)
 定期試験(あるいはレポート)の成績:60%

4.
教科書・参考書

 テキスト:柴田德太郎編著『世界経済危機とその後の世界』2016年、日本経済評論社
 参考文献については、適宜紹介します。

5.
準備学修の内容

 良く予習して講義に臨むこと。

6.
その他履修上の注意事項

 講義は質疑応答を含めながら進めるので、積極的に質問すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 株主資本主義の台頭
【第2回】
 ダウンサイジングと雇用不安
【第3回】
 格差の拡大
【第4回】
 金融緩和
【第5回】
 規制緩和
【第6回】
 金融の証券化
【第7回】
 サブプライムローンの拡大
【第8回】
 世界的な景気拡大
【第9回】
 金融危機の発生
【第10回】
 世界経済への影響
【第11回】
 微弱な景気回復
【第12回】
 雇用回復の立ち遅れ
【第13回】
 異次元緩和
【第14回】
 利上げと世界経済への影響
【第15回】
 まとめ