1. |
授業の概要(ねらい) |
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この科目の目的は、受講者自らが研究テーマを選定して、その研究を進展させ、修士論文という成果物を作成することです。会計学の領域で、各自の問題意識やアプローチに基づいて論文を作成します。文献を収集し、論文構成を示し、研究発表、質疑応答というプロセスを繰り返します。テーマの選定、文献収集と整理、注や引用の仕方等の文章作成上の作法の修得を行います。さらに、論文の焦点に関する論理展開を掘り下げていくために、受講者同士の質疑応答を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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論文としての文章表現法を初めとして、論文作成に必要な会計学及び簿記論上の知識を修得することはいうまでもなく、各自がオリジナリティをもった論文を完成させることを目標とします。形式要件(論文執筆上の約束事)と内容要件(テーマの選定とその構成)についての所定の型を理解すること、そのフレームの枠内で、先行研究を踏襲して、なんらかのオリジナリティを提示することを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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修士論文中間報告(50%)、各回の取組姿勢(50%)を目途に総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:特に指定しません。各自の研究テーマに応じて良書を紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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自ら設定したテーマに関連するものだけではなく、会計学全般にわたる文献・論文を広く読み、会計的専門知識と周知の汎用知識とを関連づけて基盤を強くするように努めてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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修士論文を完成させるという強い意志をもって、意欲的にテーマに関する研究を行って下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 修士論文のテーマ設定と論文の書き方(形式要件)の確認 | 【第2回】 | 修士論文のテーマの選定理由と論理展開の方法の仮提示 | 【第3回】 | 研究領域の提示と質疑応答 | 【第4回】 | 論文構成のマッピングの手法学習 | 【第5回】 | 研究領域の論点整理 | 【第6回】 | 研究領域の論点①に関する質疑応答 | 【第7回】 | 研究領域の論点②に関する質疑応答 | 【第8回】 | 研究領域の論点③に関する質疑応答 | 【第9回】 | 研究領域の論点④に関する質疑応答 | 【第10回】 | 論文構成のマッピング原案 | 【第11回】 | 研究領域の決定と論文の構成(目次)の仮決定 | 【第12回】 | 論文の構成(目次)に関する質疑応答 | 【第13回】 | 各章の各論の展開と報告(概要) | 【第14回】 | 中間報告会(研究領域と研究テーマの関係性の提示) | 【第15回】 | 修正報告 | 【第16回】 | 夏季期間中における進展箇所の提示と質疑応答、形式要件(脚注、図表、文体、参考文献リスト等)の確認 | 【第17回】 | 各章の各論の展開と報告(各論1) | 【第18回】 | 各章の各論の展開と報告(各論2) | 【第19回】 | 論文のタイトルの仮決定、構成(目次)チェック、焦点の明確化 | 【第20回】 | 各章の各論の展開と報告(各論3) | 【第21回】 | 質疑応答の反復による論文の精緻化 | 【第22回】 | 各章の各論の展開と報告(各論4) | 【第23回】 | 質疑応答の反復による論文の精緻化 | 【第24回】 | 質疑応答の反復と論文の精緻化と小括① | 【第25回】 | 各章の各論の展開と報告(各論5) | 【第26回】 | 質疑応答の反復による論文の精緻化と小括② | 【第27回】 | 各章の各論の展開と報告(各論6) | 【第28回】 | 形式要件の確認 | 【第29回】 | 質疑応答の反復による論文の精緻化:焦点の明確化 | 【第30回】 | 修士論文原案初稿の提出 |
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