帝京大学

稲垣 綾子 講師

Ayako INAGAKI

所属キャンパス八王子キャンパス

帝京大学 文学部 心理学科

皆さんの多くがいる青年期は,「冒険の時代」です。これまでの保育園・幼稚園時代から小学校・中学校・高校時代に連なる時期であり,
さらに,青年期という冒険期をへて,その後の成人期以降の人生をどう生きていくか,ひとまずの選択をしていくという,重要な節目の時期です。
大海に出ようとするときには,期待や不安が押し寄せ,自分の足元が揺らぐような体験をすることもあるでしょう。
広くて深い「こころ」について,心理学という切り口から感じ考え,興味・関心をもったことには一歩踏み出し,
失敗も含めた “いい偶然” をすべて自分の糧にしていってしまう,そんな大学時代を過ごしていってほしいと思っています。

連絡先

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経歴・所属学会・専門分野・研究テーマ

経歴

2004年

司馬クリニック 非常勤心理士(~現在)

2007年

東京都スクールカウンセラー(~2011)

2008年

こころのドア船橋 非常勤心理士(~2011)

2012年

上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学

2013年

児童発達支援・生活介助施設 松風園 非常勤心理士(~2015)

2015年

博士(心理学) 上智大学

2015年

上智大学総合人間科学部 非常勤講師(~2017)
文京学院大学人間学部 非常勤講師 (2016~2018)
城西大学経済学部 非常勤講師 (2017~2018)

2018年

現職

2015年

住友生命女性研究者奨励賞 受賞

所属学会

日本心理臨床学会

日本精神分析学会

日本発達心理学会

日本児童青年精神医学会

日本家族療法学会

日本家族心理学会

日本質的心理学会

SOCIETY FOR EMOTION AND ATTACHMENT STUDIES(SEAS)

専門分野

臨床心理学,家族療法,親・発達ガイダンス,力動的心理療法,アタッチメント,アイデンティティ

研究テーマ

児童精神科クリニックや学校、福祉施設といった臨床の場で,子ども青年・成人やそのご家族,関係機関への援助に携わってきました。不登校,発達の偏り,うつ,不安,摂食障害などのつまずき,苦しみは,本人の内的プロセスや,身近な他者,環境との外的な相互作用のなかで好転することもあれば,こじれ停滞してしまうことも少なくありません。関係性に目を転じると,そこにはさまざまな相互作用やパラドックスが展開しています。
こうした関係性における力動的・発達的・システム的視点と,個と関係性をつなぐアタッチメントの機能に着目し,その援助方策について事例研究・質的研究・介入研究を通して検討しています。この多元性を系統立てていくこと,現場と対話しながら根付かせていくことを長期的な目標としています。

教育方法・職務上の実績

職務上の実績

臨床心理士,公認心理師
大谷保育協会 保育心理士養成講座 講師(セラピー概論・各論) 2017年~
中野区保育園副園長会・自主勉強会 講師 2018年
東京都ひとり親家庭支援センター 相談支援員研修会 講師 2019年
日本キャリア開発協会 コンサルタント 2019年~
東京都利島村教育委員会 教育評価委員 2020年~
文部科学省メンタルヘルス研修 2021年~
多摩市教育センター運営委員 2021年~

《競争的研究資金の取得》
1.神経発達症をもつ子の両親システムへの介入研究:マルトリートメントの援助にむけて.
(科研費若手研究・単独,21K13483,2021-2024)
2.思春期以降の発達障害をもつ子ども青年のいる親へのグループアプローチ―家族・関係発達的視点からの検討.
(住友生命女性研究者への支援・単独,2015-2017)

著書・論文

単著

稲垣綾子

自閉スペクトラム症における児童青年期のアイデンティティ発達とそれを支える関係システム:自己受容していった3事例の支援経過と母親インタビューを通して

2022年03月 | 質的心理学研究 21,129-149. 

口頭発表

稲垣綾子

成人形成期の知的発達症における本人と家族のアイデンティティ・クライシスとその支援

2021年08月 | 日本家族療法学会第38回大会 

共著

稲垣綾子・石田航・尹成秀・元永拓郎

心理専門職養成課程におけるマイルストーンとコンピテンシ ー:初期教育プログラムの作成過程

2021年03月 | 帝京大学心理学紀要25,31-52. 

共訳

藤山直樹 監訳

フロイト症例論集1

2017年 | 岩崎学術出版社 

単著

稲垣綾子

「人の気持ちがわからない」ことに気づいたあるアスペルガー症候群男児との心理面接過程―他者に同一化する能力に注目して―

2015年 | 児童青年精神医学とその近接領域 

博士論文 単著

稲垣綾子

児童・青年期アスペルガー症候群における自己の発達的変化ー個人内発達と関係システムの観点から―

2015年 | 上智大学 

ポスター発表

Ayako INAGAKI

Developmental process of the self and personal relatedness of Adolescence with Autistic Spectrum Disorder: Through interviews with their mothers.

2013年 | ASIAN PSYCHOLOGY ASSOCIATION 5TH CONFERENCE. 

共著

谷田貝公昭・原裕視 監修

子ども心理辞典

2011年 | 一芸社 

口頭発表

稲垣綾子

夜驚を主訴に来談した女性との心理療法過程.

2011年 | 日本精神分析学会第58回大会 研修症例 

ラウンドテーブル・話題提供

小川(稲垣)綾子

アスペルガー症候群における自伝的記憶と自己を語るということ:臨床的視座から.

2008年 | 日本発達心理学会第19回大会 

共著

小川(稲垣)綾子・荻野美佐子

児童期アスペルガー症候群の自伝的記憶と自己の連続性に関する検討:時間処理の観点から.

2007年 | 上智大学心理学年報31号 

単著

小川(稲垣)綾子

チックをきっかけに来談した6歳女児との遊戯療法過程

2004年 | 上智大学臨床心理研究