| １． |
授業の内容（Course Description） |
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地球環境論 Iでは、主な地球環境問題に関する科学的観測結果や発生メカニズム、地球環境への影響等についての科学的解明の状況、およびそれに対する国際的な取り組みの状況を概括的に理解し、地球環境問題の全体像をつかむことに主眼を置く。
地球環境論IIでは、地球温暖化（気候変動）問題を中心的な課題としてとり上げ、その他の地球環境問題との関連性をも念頭に置きながら、対処するための具体的な取り組みの現状を検討するとともに、その解決のために現在世界各国でなされている各種の戦略・政策提言や実践的試みについて考察する。
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| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
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地球環境が直面する問題の科学的根拠と現在とられている対策の概要を把握するとともに、相互の関連性を理解する。また、問題の解決ないし緩和に当たっては、条約などの国際的取り決めを通じた国際協調が不可欠であること、現在の国際・国内経済社会システムの抜本的変革が必要であることを理解する。
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| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
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期末レポートの成績に平常点（出席率、質疑等）を加味して総合的に評価する。
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| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
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テキスト：左巻健男・平山明彦・九里徳泰 編著 『地球環境の教科書10講義』（東京書籍）
参 考 書： 地球環境研究会編 『地球環境キーワード事典』五訂版 （中央法規）
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| ５． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
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上記の参考書や毎年環境省が発行する『環境白書』、その他地球温暖化についてはIPCCの『第４次評価報告書』等の該当個所を事前に読んで授業に臨むことが望ましい。
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| ６． |
授業の計画（Course Syllabus) |
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【第１回】
授業の見取り図と方針の説明
【第２回】
地球環境問題とは
【第３回】
公害・環境汚染
【第４回】
酸性化する環境
【第５回】
オゾン層の破壊
【第６回】
地球温暖化の科学と政治（１）
【第７回】
地球温暖化の科学と政治（２）
【第８回】
ポスト京都議定書をめぐって
【第９回】
エネルギー資源問題
【第10回】
原子力発電をどう考えるか、太陽エネルギー時代へ
【第11回】
生態系の危機（１）
【第12回】
生態系の危機（２）
【第13回】
あふれるごみ
【第14回】
水の危機
【第15回】
企業と環境、環境教育
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