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授業の内容(Course Description) |
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上田 秋成『雨月物語 影印』の朗読を通して、変体がなを習得します。『雨月物語』を大きな声で朗読すると、身体に名文がしみ込んで来るような気がするでしょう。変体がなが読めるようになると、未紹介の種々の作品に接することが出来ますので、世界が拡がる思いがするでしょう。古文書にも親しみがわくでしょう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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江戸時代に出版された小説類が読めるように。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験。持ち込み自由で、毎回出席していると、必ず出来るような問題です。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『雨月物語 影印』(勉誠社)。 参考文献:辞書類には、児玉 幸多『くずし字解読辞典』、同『くずし字用例辞典』(東京堂)。 『五体字類』(西東書房)。波多野 幸彦『くずし字辞典』(思文閣)。 中田 易直 他『かな解読辞典』、同『かな用例字典』(柏書房)等々があります。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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復習が大切ですから、怠らないようにして下さい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 変体がなの一覧表を配り、辞典類の紹介をし、変体がな習得の方法などを話します。『雨月物語』についても話します。 【第2回】~【第14回】 一緒に読み始めます。 【第15回】 試験とまとめ。
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