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授業の内容(Course Description) |
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インターネットの急速な普及が産業や社会を大きく変えつつある。インターネットは、我々にとって不可欠なインフラストラクチュアとなった。このネットワークの特徴は、多くの国のさまざまな人々がいろいろな形で交流できるそのオープン性にある。しかし、同時にそのオープン性は悪意のある者にも開かれているのである。ネットワークを利用して生きるからには、悪意のあるインターネットの利用者に対して身を守る術を身に付けなければならない。また我々は、ネットワークを利用する上での情報倫理を身に付けなければならない。 そもそも軍事技術として開発された、米ソ冷戦の落とし子としてのインターネットの誕生から現在までを概観し、ネットワーク社会への理解を深めたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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一般的な大学生レベル以上の人が「情報」に関して当然身に付けていなければならない「素養」を学ぶ。情報社会環境論 I では、特にユーザ・インタフェース・オペレーティングシステム・TCP/IPネットワークの構成などに関する基礎的な知識を習得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席40%と小テストと期末試験60%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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IT Text(一般教育シリーズ)『情報と社会』 著者:東京大学、NTTソフトウェア株式会社 駒谷 昇一 編著、ISBN 4-274-13310-9
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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コンピュータ、インターネットに関して社会人として恥ずかしくない教養を身につけたい学生の受講を歓迎する。受講者の数によっては、情報コンセントを使用する可能性もある。出席してノートを取りましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 情報とコミュニケーション 【第3回】 コミュニケーション・モデル 【第4回】 ユーザインタフェース 【第5回】 CUIからGUIへ 【第6回】 情報とネットワーク 【第7回】 情報ネットワークのモデル化 【第8回】 情報ネットワークの通信プロトコル 【第9回】 標準プロトコルとTCP/IP 【第10回】 情報ネットワークの仕組み 【第11回】 インターネットを支える仕組み 【第12回】 インターネット上のアプリケーション 【第13回】 インターネットと情報システム ネット検索の仕組み 【第14回】 遠隔学習や電子取引など 【第15回】 まとめと期末試験
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