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授業の内容(Course Description) |
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幅広い内容を持つ健康教育の中で、本授業では、学校における望ましい健康教育のあり方に焦点を絞り、基礎的・基本的知識の修得と、健康や人間のあり方について考えていきます。 知識や積み上げた思考を学校教育現場で活用、実践する方法について学びます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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* 「健康の概念」を説明できる * 児童・生徒の生活環境と体力の関係を説明できる。 * 保健室、養護教諭の存在意義について法的に説明できる。 * 健康診断の教育的意義について説明できる。 * 校内組織、学外関係機関等の連携の必要性が説明できる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席 50% (授業実施回数の1/3以上の出席が必要です。) レポート・定期試験 50%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しませんが、毎時間 プリント・パワーポイントを使用します。 学習指導要領、関係法令などを参照します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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私語、遅刻・早退など受講に関する基本的事項(マナー)を厳守して下さい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 授業の概要、授業の展開法、評価等について説明。 【第2回】 健康と体力について(1) 健康のとらえ方等を学ぶ。 【第3回】 健康と体力について(2) 児童・生徒の体力変化等を学ぶ。 【第4回】 生活環境と体力変化について 今の子供達、これからの子供達が生活環境の変化から受ける影響等を考える。 【第5回】 学校教育の基幹としての保健室について 教育活動を支える場所の機能を学ぶ。 【第6回】 保健室の配置と環境について 校内配置、室内配置等と教育活動の関連を学ぶ。 【第7回】 養護教諭について 法的根拠、求められる人間性などを学ぶ。 【第8回】 健康診断について 疾病・疾患、成長、変化等を考える。 【第9回】 保健統計について 年度の特徴、地域、全国の動向等を学ぶ。 【第10回】 教職員の心身のケアについて ストレスの要因や実態、労働安全衛生などを考える。 【第11回】 スポーツ活動と保健室について スポーツ傷害の防止、手当、栄養指導などについて考える。 【第12回】 教科指導教員との連携について 児童生徒の心身の健康に関する情報交換と効果的な指導を考える 【第13回】 児童生徒の実像と虚像について 見える生徒像、見せない(見えない)生徒像など実像理解、保護者との連携を考える。 【第14回】 保護者、関係機関との連携について 家庭、サポート機関と学校の連携の意味、重要性を学ぶ。 【第15回】 まとめ 前期授業の総括
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