Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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社会科・公民科教育法 II 中田 正弘
教職  2単位
【短大教職】 09-1-1331-1743-02A

1. 授業の内容(Course Description)
 中学校社会科公民的分野、高等学校公民科(現代社会、倫理、政治・経済)を取り上げ、モデルとなる学習指導案の分析等を通じて、「ねらいを実現するための学習指導の在り方」を分析・考察する。また、基本的な授業づくりの手法の理解の基に、1単位時間の学習指導案作成の演習を行い、後半では、グループ協同による教材研究、指導案作成、模擬授業を実施する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・中学校社会科公民的分野、高等学校公民科(現代社会、倫理、政治・経済)の目標や内容、特性、授業づくりの基本的な事項を理解する。
 ・授業実践に必要な知識・技能を身に付け、一人で教材研究、指導案の作成、模擬授業を行える。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験50%
 課題レポート等30%
 出席20%(ただし1/3以上欠席した場合には単位を認定しない)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 新編『新しい社会 公民』東京書籍(691円)
 文部科学省『中学校学習指導要領解説書社会編』平成20年
 文部科学省『高等学校学習指導要領解説公民編』平成11年
 高等学校の教科書を一冊指定する
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ・「教育実習」を行うために必要な知識・技能の習得を目指して授業を行う。教師を志すものとして、主体的かつ真剣な授業参加を期待する。
 ・本講義では、中・高等学校の社会科・公民科の内容を扱うが、中学校社会科にウェイトをかけて授業を進める。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
 よりよい授業を考える
【第2回】
 社会科・公民科の授業展開(事例研究I)
【第3回】
 社会科・公民科の授業展開(事例研究II)
【第4回】
 教材研究の意義と手法
【第5回】
 公民科の授業づくりの条件
【第6回】
 中学校社会科「公民的分野」1単位時間の学習指導案の作成
【第7回】
 「現代社会」1単位時間の学習指導案の作成
【第8回】
 「倫理」1単位時間の学習指導案の作成
【第9回】
 「政治・経済」1単位時間の学習指導案の作成
【第10回】
 模擬授業と教材研究①
【第11回】
 模擬授業と教材研究②
【第12回】
 模擬授業と教材研究③
【第13回】
 模擬授業と教材研究④
【第14回】
 模擬授業と教材研究⑤
【第15回】
 まとめ・試験