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授業の内容(Course Description) |
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観光産業は、21世紀のリーディング産業のひとつとして、その発展が大いに期待されている。旅行産業はその観光産業界の中にあって、運送機関、宿泊機関などと連携するシステム・オーガナイザーとしての役割を果たしている。旅行産業は、戦後一貫して発展を続けてきた産業であるが、近年、情報技術の進展に伴って旅行産業の事業環境は急速に変化している。この講義では、旅行産業の概要を知ることから始め、企画旅行商品の造成と販売、店頭における営業、旅行商品の渉外販売、旅行業の経営などについて、産業としての機能と役割を学習する。授業では、旅行産業界の最近の動きについても取り上げ、その背景を解説することによって産業界の理解を深めたい。また、旅行業界を取り巻く近年の事業環境の変化を明らかにし、旅行産業としてのそれら変化への対応の実態を学び、旅行産業の将来を展望する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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旅行産業の機能と役割を理解し、事業環境の変化とそれが産業界に与える影響を自ら考えられるようになることを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況20%、期末テスト80%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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資料を適宜配布する
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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旅行産業経営論Aと旅行業界経営論Bを連続して受講することが望ましい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 旅行商品の渉外販売 【第3回】 教育旅行市場への対応 【第4回】 イベント・コンベンション市場への取り組み 【第5回】 訪日外国人旅行の取扱 【第6回】 旅行のメディア販売、提携販売 【第7回】 旅行業務関連の事業 【第8回】 航空運送と旅行業 【第9回】 宿泊施設と旅行業 【第10回】 人材の育成 【第11回】 旅行業の経営 I 【第12回】 旅行業の経営 II 【第13回】 新しい動き−専門旅行会社 【第14回】 観光政策と旅行業 【第15回】 まとめ
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