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授業の内容(Course Description) |
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大学生が学ぶべき刑事政策の重要範囲を、刑罰論、保安処分、犯罪者処遇法、及び少年法に絞りつつ、さらに、国際犯罪についても補充的に概観することが目標です。統計を扱う機会が犯罪学よりも少ない分、数学的要素が薄いので、数学に苦手意識をもつ学生も臆することなく履修できると思います。他学部生や短大生の受講も歓迎します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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刑事政策を論理的にかつ分析的に考察できるように、基礎知識を吸収してもらうことが目標です。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末試験、学期末レポート及び出席点。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:守山正・安部哲夫編著『ビギナーズ刑事政策』(2008年、成文堂) 守山正・後藤弘子編著『ビギナーズ少年法 第2版補訂版』(2009年、成文堂)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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素朴な知識欲を忘れることなく、柔軟で幅広い視野に基づいて刑事政策を把握するための知識を吸収したいと望む学生に受講してもらいたいと思います。受講後は、いたずらな好奇心や感情論だけで刑事政策を論ずるのではなく、少しでも分析的に且つ論理的に考察できるようになってもらいたいと思います。また、授業の際には相当量の板書を筆記することになると思います。なお、毎回授業に出席することはもちろんのこと、真剣に学ぶ学生の迷惑にならぬように、各自自覚してください。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義方針・成績評価等について 刑罰論(1) 【第2回】 刑罰論(2) 【第3回】 保安処分 【第4回】 犯罪者処遇法(1) 【第5回】 犯罪者処遇法(2) 【第6回】 犯罪者処遇法(3) 【第7回】 少年法(1) 【第8回】 少年法(2) 【第9回】 少年法(3) 【第10回】 少年法(4) 【第11回】 少年法(5) 【第12回】 少年法(6) 【第13回】 国際犯罪(1) 【第14回】 国際犯罪(2) 【第15回】 国際犯罪(3)・総復習
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