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授業の内容(Course Description) |
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文学作品の本文を正確に読解する力を養成したい。平安時代の文学作品を対象とし、今年度は『枕草子』を取り扱う。『枕草子』の本文・注釈を検討しながら作品を読んでゆく。 講義は演習形式で、受講者が注釈・現代語訳の作業を進めて、プリントを作成する。詳しくは第1回の授業で説明する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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・自ら課題を見出して調査し研究する力を身につける。 ・日本の文化についての深い教養を身につける。 ・修士の学位にふさわしい論文を書き上げる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点で評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは、こちらでプリントを用意します。 参考文献は授業中に指示します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 『枕草子』についての解説。レジュメの作り方。辞典・参考書の話。 担当者の割り当て。 【第2回】~【第6回】 第99段「淑景舎、春宮にまゐりたまふほどのことなど」を読む 【第7回】 第100段「殿上より、梅の、みな散りたる枝を」を読む 【第8回】 第101段「二月晦ごろに、風いたう吹きて」を読む 【第9回】 第102段「はるかなるもの」を読む 【第10回】・【第11回】 第103段「方弘は、いみじう人に笑はるる者かな」を読む 【第12回】 第104段「見苦しきもの」を読む 【第13回】 第105段「言ひにくきもの」・106段「関は」を読む 【第14回】 第107段「森は」・108段「原は」を読む 【第15回】 第109段「卯月の晦がたに」を読む
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