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授業の内容(Course Description) |
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唐詩の講読。 唐代は中国詩の黄金時代である。その代表的な詩人たちのすぐれた作品を選んで鑑賞する。 後期は前期の復習から始め、その後は毎週1~2篇の詩を担当学生の発表で読み、それに関連する歴史・文学・思想などの話題を紹介する。 詩を契機にして中国文化を多角的に味わいたいと考えている。 後期は杜甫を中心にする予定。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・唐詩の形式と語法に慣れる。 ・単なる訳読に終わらずに、内容の鑑賞を重視し、心が豊かになる経験を期待する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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講読への参加と、学期末に基礎的な復習の試験。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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プリントして配布する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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遅刻・私語・携帯いじりなどしないこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション:授業の進め方などについて。また読む文献について。 【第2回】 中国詩史概説(再説)唐という時代、詩人について。 【第3回】~【第14回】 学生の発表(紙資料を準備のこと) 毎回1~2篇の詩を読む。あわせて哲学・歴史などで関連する事項を講義する。 【第3回】 杜牧「山行」 柳宗元「江雪」 【第4回】 杜甫「絶句」〔江碧鳥愈白〕 杜甫「春望」 【第5回】 李白「子夜呉歌」 李白「春夜洛城聞笛」 【第6回】 杜甫「月夜」 杜甫「旅夜書懐」 【第7回】 李白「望廬山瀑布」 白居易「香炉峰下、新卜山居草堂発成、偶題東壁」 【第8回】 杜牧「江南春」 王安石「鐘山」 【第9回】 李白「客中行」 李白「対酒憶賀監」 【第10回】 李白「月下独酌」 【第11回】 李白「山中問答」 【第12回】 李白「山中対酌」 李白「友人会宿」 【第13回】 李白「独酌」 杜甫「貧交行」 【第14回】 杜甫「飲中八仙歌」 杜甫「春日憶李白」 【第15回】 まとめ
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