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授業の内容(Course Description) |
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中国の文字と言葉についての諸問題。 中国の文字である漢字が持つ、多様な世界について紹介する。その成り立ち、発音の持つ意味、日本への伝来と影響、など歴史背景を考えながら、その面白さを知って欲しい。 さらに中国のことわざやなぞなぞも紹介したい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・漢字の字形のいろいろについて知る。 ・「漢字は音に意味がある」ことを学ぶ。 ・日本での3つの漢字音について学ぶ。 ・文字を通じての両国の文化交流を学ぶ。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期途中で復習のテスト。学期末の試験。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(参考)藤堂明保編『学研漢和大字典』学習研究社 (参考)藤堂明保『漢字と文化』徳間文庫
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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遅刻・私語・携帯いじりをしないこと。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 全体の概説。漢和辞典を開いてみよう。 【第2回】 日本の漢字音(1) 【第3回】 日本の漢字音(2) 【第4回】 呉音と仏教 【第5回】 字形の発展(1) 【第6回】 字形の発展(2) 【第7回】 字形の発展(3) 【第8回】 『説文解字』~部首と六書 【第9回】 漢字の意味は音にある(1) 【第10回】 漢字の意味は音にある(2) 【第11回】 中国の注釈学~反切というもの他 【第12回】 中国のことわざ 【第13回】 「字謎」(なぞなぞ)の話(1) 【第14回】 「字謎」(なぞなぞ)の話(2) 【第15回】 まとめ
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