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授業の内容(Course Description) |
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小学校の教育はもとより、中学校・高等学校の教育は『学習指導要領』に則って行なわれている。本講義では、学習指導要領の内容に沿いながら、中学校・高等学校における地理の教授上の基本問題や留意点について述べる。 また、地理教育を行なう際に必要となる地理的技能を習得出来るようにする。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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地理的見方・考え方を理解し、習得すると共に地理教育を行う際に必要な、地図の利用等々の技能を身に付ける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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試験20%、課題レポート50%、出席30%で総合して評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』(文部科学省)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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地理的技能を習得出来るようにするため、多数の課題を課し、提出課題についての説明を授業で行うので、毎回出席するよう努力すること。また、中学校の地理的分野、高等学校の地理では、地域調査が重要な教授内容の一つとなっている。それは、小学校社会科でも同様に重要な内容として位置づけられている。地域調査の力、地理的技能を身につけたい者は、地理学演習、地理学実習、地理学野外実習を履修することが望ましい(ただし、履修単位として認定されるのは史学科、教育学科のみ)。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 教科書制度について 【第3回】・【第4回】 日本における地理教育の展開 ―『学習指導要領』に示された内容を中心に― 【第5回】 現行学習指導要領における地理教育 a地理とは何か b地理的見方と考え方 【第6回】~【第9回】 c地域調査 ・読図 ・指導案の作成等 【第10回】・【第11回】 d地理的技能 【第12回】・【第13回】 e諸事象の地図化と主題図の読み取り 【第14回】・【第15回】 f地域区分 ※以上に示した内容はあくまでも目安であり、状況に応じて変更する場合がある。
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