1. |
授業の内容(Course Description) |
|
この日本史特殊講義においては、担当教員の専門とする時代が中世であるので、日本中世史のさまざまな事象・問題・テーマなどにつき、各時間ごと、あるいは数時間程度を使ってそれぞれのテーマ等について、具体的でわかりやすい説明をしていくものとする。扱う内容としては、例えば中世古文書の読み方について、中世文学の内容について、戦国大名武田氏の領国支配について、などの諸テーマを設定し解説していくことを考えている。そのため内容的には古文書学や政治史・文化史など諸分野で多岐にわたるものとなる。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
日本中世史に関する個々の事象・テーマについて、より掘り下げた具体性のある講義により、参加学生の同時期についての知識・教養をより深めてゆき、なおかつ古文書学的手法の併用などによって、演習や卒論作成にも寄与することを目標とする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席状況、及び授業時間の最後に実施する試験の解答内容、その両者を勘案して成績を評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキストは使用しない。必要な場合には、教員が適宜プリントを作成して配布する。
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
日本中世史に関する知識・教養の深化、及び中世古文書学的な手法による文書解読力を強化する講義でもあるので、その時代を専攻し論文を書きたいと考えている学生は、積極的な参加を期待する。また以下の授業計画は予定であり、講義の進行具合によって変更されることもあるので、承知し置かれたい。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス、授業方針の説明。 【第2回】~【第14回】 以下順次各事象やテーマに基づく講義を行っていく。中世古文書学・戦国大名の支配体制など。 【第15回】 前期試験。
|