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授業の内容(Course Description) |
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1、2年間ドイツ語を勉強した今、ドイツ語についてどのように考えますか?例えば、「ドイツ語は難しい」、「文法は複雑」等のように、ちょっとがっかりしているのではないでしょうか?もしそうでしたら、しばらく小さい子供を見ましょう。子供は言語を覚える時、その文法や複雑さを全く気にせず、間違いだらけのドイツ語を繰り返しながら毎日少しずつ上達します。 この授業では1・2年次のドイツ語授業を終えた上に、ドイツ語母語話者とのコミュニケーションにより、ドイツ語を実際に話しながら身につけます。基本会話に必要な簡単な文法を基にして、パートナーとの間や小グループ内でたくさん練習や復習、ゲーム等をします。ドイツ人と話す時に大切であるのは、文法が正しいことではなく、言いたい意味が通じることだけです。一言を話しても十分ですので、とにかく勇気を出して練習に参加してください。このクラスでは口を開けて声を出しさえすれば、「間違い」はありません。まずは子供と同様に文法や書き方の正しさを気にせず、相手とのコミュニケーションを楽しみましょう。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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ドイツ語母語話者教員の指導により、「話す」「聞く」を中心に基本的なドイツ語の技能を身につけます。比較的簡単な文法を基にしてとりわけ話し勇気を養い、学習者がドイツ人と実際に会話できるように実践的な練習に重点を置きます。一年に続けて授業に参加するならば、ドイツでの日常生活ができるほどのコミュニケーション能力の養成を図ります。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点、平常点、期末行う口頭テストとを総合的に評価します。平常点は授業への参加によって評価し、何もせずにただ座りことだけでは評価しないと学生が注意すべきです。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『自己表現のためのドイツ語2(Farbkasten Deutsch 2)』三修社 *通年使用
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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この授業はドイツ語での会話だけでなく、多言語や母国語での会話にも有益なコミュニケーション能力を養成します。少人数グループでの数多くの練習により友人との出会いもよくできますので、休まず授業に出席し、活発に練習に参加してください。学習者は子供と同様に、たくさん話して「間違い」もたくさんすればするほど、ドイツ語等の外国語を一層早く覚えます。先生や同級生とのコミュニケーションの間にたくさんの「間違い」をし、勇気を出してドイツ語を実際に話しましょう!
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 Hallo! ― 復習練習、授業のやり方についての説明 【第2回】 Lektion 1: Wohnen ― 学生の住み方、 同居者との会話 【第3回】 Lektion 1: Wohnen ― アパートの中、 部屋と家具 【第4回】 Lektion 1: Wohnen ― 部屋を探す、 借りる 【第5回】 Lektion 2: Essen ― メニュー、居酒屋等での注文 【第6回】 Lektion 2: Essen ― ドイツで味わう世界各国料理 【第7回】 Lektion 2: Essen ― 食事に関する会話 【第8回】 Lektion 3: Einkaufen ― 買い物の基本的会話、値段に関する話 【第9回】 Lektion 3: Einkaufen ― 「エマおばさん」の店とスーパー、洋服を買う 【第10回】 Lektion 3: Einkaufen ― フリーマーケットへ行く 【第11回】 Lektion 4: Zusammen leben ― 学生の共同生活 【第12回】 Lektion 4: Zusammen leben ― ゴミ分別とリサイクル 【第13回】 Lektion 4: Zusammen leben ― 自然食品の店へ行く 【第14回】 期末試験の準備:少人数グループによるシナリオ作成 【第15回】 期末試験(シナリオの上演)
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