Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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入門ゲーム論 I 川又 邦雄
選択  2単位
【経営】 09-1-1110-1731-09A

1. 授業の内容(Course Description)
 ゲーム理論の入門講義である。不確実性下の行動、戦略的行動について説明する。主として、展開形ゲーム、戦略的ゲームを扱う。2次関数の最大・最小化問題が解けることが望ましい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 つぎのようなキーワードについて理解できるようになること。
 期待効用理論、囚人のジレンマ、混合戦略、ナッシュ均衡、ゲームの木、展開形ゲーム、部分ゲーム、部分ゲーム完全均衡
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ・出席点     20%  ・中間、期末レポート 30%
 ・期末テスト   50%
 出席点は20%となっているが、レポートや期末テストの内容は毎回の授業に拠っていることが多いので、名目上の数字の20%以上に重要視すべきです。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 (参考書)中山 幹夫『はじめてのゲーム理論』 <有斐閣ブックス> 1997 有斐閣
武藤 滋夫『ゲーム理論入門』 『経済学入門シリーズ』 2001 日本経済新聞社
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業を熱心に聴くことは、講義内容を理解するために最良の方法である。
 欠席、遅刻はしないこと。やむをえず途中退出する場合は、出席表に名前を記すこと。
 レポートは自分で考えて作成すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ゲーム理論とは何か。簡単なゲームの例
【第2回】
 不確実性下の個人行動、期待効用理論
【第3回】
 戦略的ゲームの例
【第4回】
 演習問題の解答
【第5回】
 戦略的ゲームの純粋戦略と支配戦略
【第6回】
 純粋戦略とナッシュ均衡(1)
【第7回】
 純粋戦略とナッシュ均衡(2)
【第8回】
 混合戦略とナッシュ均衡(1)
【第9回】
 混合戦略とナッシュ均衡(2)
【第10回】
 演習問題の解答
【第11回】
 展開形ゲーム(1)
【第12回】
 展開形ゲーム(2)
【第13回】
 参入ゲーム
【第14回】
 演習問題の解答
【第15回】
 講義のまとめとテスト