1. |
授業の内容(Course Description) |
|
入門ゲーム論 I に続いて、個人の合理的行動、戦略的行動について講義する。展開形ゲームについて詳しく説明するとともに、協力ゲームについての基礎と応用例について話をする。入門ゲーム論 I と独立に履修できるが、基礎概念については、復習しておくこと。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
つぎのようなキーワードについて理解できるようになること。 繰り返しゲーム、進化ゲーム、コア、シャプレー値。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
・出席点 20% ・中間、期末レポート 30% ・期末テスト 50% 出席点は20%となっているが、レポートや期末テストの内容は毎回の授業に拠っていることが多いので、名目上の数字の20%以上に重要視すべきです。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
(参考書)中山 幹夫『はじめてのゲーム理論』 <有斐閣ブックス> 1997 有斐閣 武藤 滋夫『ゲーム理論入門』 『経済学入門シリーズ』 2001 日本経済新聞社
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業に熱心に聴くことは講義内容の理解のために最良の方法である。 欠席、遅刻はしないこと。やむをえず途中退出する場合は、出席表に名前を記すこと。 レポートは自分で考えて作成すること。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 協力ゲームと非協力ゲーム 【第2回】 非協力ゲームとナッシュ均衡 【第3回】 展開形ゲームと部分ゲーム 【第4回】 部分ゲーム完全均衡 【第5回】 演習問題解答 【第6回】 繰り返しゲーム 【第7回】 フォーク定理、進化ゲーム 【第8回】 演習問題解答 【第9回】 協力ゲームと特性関数 【第10回】 コア 【第11回】 シャプレー値 【第12回】 ゴミ戦争 【第13回】 公共財の費用負担 【第14回】 演習問題解答 【第15回】 講義のまとめとテスト
|