1. |
授業の内容(Course Description) |
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経済体制論 I の講義を踏まえて、社会主義崩壊後の市場経済化の動向を追跡する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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移行経済の経験の検討を通じて、現代経済体制の抱え得る問題について理解を持つことを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況を考慮して、期末試験で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは指定しないが、適宜参考文献を紹介する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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20世紀末から21世紀初頭にかけての世界経済の変動は、まさに大転換というのにふさわしいと思います。この転換の先に私達は何を求めたら良いのでしょうか? 将来の人生計画を考えるにしても、経済システムの動向は心配になる問題でしょう。授業では、現代が抱える経済システムの問題を、考え続けて欲しいと思います。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 社会主義から資本主義市場経済へ 【第3回】 市場経済制度の移植・改革の急進主義対漸進主義 【第4回】 経済の自由化 【第5回】 経済の自由化─ ロシアと東欧 【第6回】 所有とは何か・私有化とは何か? 【第7回】 私有化─ロシア 【第8回】 私有化─ロシア 【第9回】 私有化─チェコ 【第10回】 私有化─チェコ 【第11回】 私有化─ハンガリー 【第12回】 私有化─ハンガリー 【第13回】 私有化の結果としての経済体制 【第14回】 改革下の経済動向と市場経済化の到達点 【第15回】 まとめ
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