Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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スポーツ産業構造論A 大坪 正則
選択必修  2単位
【観光経営】 09-1-1120-0107-16A

1. 授業の内容(Course Description)
 プロスポーツリーグ・球団を取り巻く経済環境の把握
 スポーツ産業の経済規模の実態把握
 リーグ・球団が保有する権利に直結する企業群との関係把握
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 以下を理解すること
 ・リーグ・球団(ライセンサー)とライセンシーの関係
 ・リーグ・球団を取り巻く産業・企業のビジネスの実態
 ・アメリカと日本のスポーツビジネスの相違
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末テスト40%、授業出席60%
 抜打ちテストで授業出席を確認します
 レポートの自主的提出は加点します
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:『スポーツと国力』(朝日新書)
『メジャー野球の経営学』(集英社新書)
『プロ野球は崩壊する』(朝日新聞社)
『実録メジャーリーグの法律とビジネス』(大修館)
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 自分の将来や就職と関連付けながら、スポーツビジネスの本質を理解して欲しい
 知的好奇心を持って勉学に励むこと
 欠席・遅刻・授業中の私語は厳禁
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 総論
  プロスポーツリーグを取り巻く経済行為を総括的に把握します。
【第2回】
 球場(1)
  球場と球団の関係、球場の域管理、球場内物品販売のメカニズム、及び、球場関係者が日頃行っている仕事の内容について学びます。
【第3回】
 球場(2)
  ゲストを迎え、現場の実務について聞きます。
【第4回】
 テレビ(1)
  テレビ会社とプロスポーツリーグとの関係、スポーツ番組の経済的メカニズム、テレビ会社の仕事と求める人材、について学びます。
【第5回】
 テレビ(2)
  ゲストを迎え、テレビ会社の実態について聞きます。
【第6回】
 マーチャンダイジング(1)
  ブランド構築の手法、テレビやスポンサーシップとのコラボレーション、流通と小売の対策、売上と利益拡大の戦略、について学びます。
【第7回】
 マーチャンダイジング(2)
  ゲストを迎え、マーチャンダイジングの実際を聞きます。
【第8回】
 スポンサーシップ(1)
  リーグ・球団のスポンサーシップ、テレビスポンサー、球場内外の看板広告のコンセプトについて学びます。NBAのスポンサーシップも併せ学びます。
【第9回】
 スポンサーシップ(2)
  ゲストを迎え、スポンサーシップビジネスについて聞きます。
【第10回】
 メディア(1)
  テレビ・ラジオ・新聞・雑誌とプロスポーツリーグの日常的関係について学びます。
【第11回】
 メディア(2)
  ゲストを迎え、メディアと球団の係わり合いについて聞きます。
【第12回】
 広告代理店(1)
  スポーツの権利の取扱、テレビ局やスポンサー企業との関係、広告掲載、広告掲示について学びます。
【第13回】
 広告代理店(2)
  ゲストを迎え、広告代理店の実務について聞きます。
【第14回】
 スポーツ産業の課題と対策
  アメリカやヨーロッパのスポーツ産業と比較して、今後の対応策を分析します。
【第15回】
 前期の総括