1. |
授業の内容(Course Description) |
|
メディアスポーツは、日本ではまだ確立した概念ではないが、欧米では、ライブスポーツの対抗概念、すなわちテレビ、ラジオ、新聞、出版などメディアで扱われるスポーツを意味する。換言すれば「メディア商品としてのスポーツ」であり、メディアで取り上げられるメジャースポーツともいえる。 春学期は、メディアとスポーツのかかわりの歴史的経緯、スポーツニュースのつくられ方の問題点、メディアスポーツの構造的特徴などを学ぶ。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
ラジオもテレビもスタート直後からスポーツと密接にかかわってきた。今日まで続く相互依存関係とその問題点を理解する。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
3分の2の出席を前提に、期末試験、授業中のレポートで評価。詳細はガイダンスで説明する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
橋本 純一 編『現代メディアスポーツ論』世界思想社 神原 直幸『メディアスポーツの視点』学文社 杉山 茂『テレビスポーツ50年』角川書店
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
新聞、テレビをよく注意して、スポーツ界で今何が起こっていて、何が問題なのかを常に把握しておいてほしい。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス(授業の概要・成績評価法など) 【第2回】 メディアスポーツとは何か 【第3回】 ラジオの始まりとスポーツ 【第4回】 スポーツ放送の確立 【第5回】 五輪放送の変遷 【第6回】 テレビの開局とスポーツ 【第7回】 東京五輪とメディアスポーツ 【第8回】 札幌五輪とメディアスポーツ 【第9回】 モスクワ五輪とテレビ騒動 【第10回】 テレビスポーツビジネスの誕生 【第11回】 衛星放送とメディアスポーツ 【第12回】 テレビマネーの発展 【第13回】 メディアスポーツと情報操作 【第14回】 メディアスポーツの未来 【第15回】 まとめ
|