1. |
授業の内容(Course Description) |
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日本の企業社会を築いた経営者とはどういう人なのか。現在日本の企業社会をリードする企業とはどういう特徴があるのだろうか。世界で最も強い企業とはどこか。グローバル企業の経営者はどういう実像を持っているのか。企業社会の歴史や現在活躍する経営者の姿を追いながら、企業社会の姿と仕組みを学習する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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世界および日本の経済の基礎知識を習得するとともに企業経営の現代的課題を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業の出席およびレポート内容の評価を軸に成績評価する。自主的な企画、提案を重視し、加算評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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日経文庫『経営史』(安部 悦生 著、日本経済新聞社発行)
日経文庫『日本経済の基本』(小峰 隆夫、日本経済新聞社発行)
日経ビジネス文庫『20世紀日本の経済人1』『20世紀日本の経済人2』(日本経済新聞社発行)
『ゼミナール日本経済入門』(日本経済新聞社編)『ゼミナール現代企業入門』(日本経済新聞社編)
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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日本経済新聞と日経ビジネスをよく読んで下さい。BSジャパン「直撃!トップの決断」(毎週土曜午後5時半~6時)、ラジオ日経「夢企業探訪」(毎週土曜午前9時~9時半)に担当教授が出演しているので視聴して下さい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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(1)演習I(春期)は主として日本経済の基礎を作った経営者と日本を代表する大企業のルーツや経営発展の歴史に重点を置き、演習II(秋期)では主に日本企業の新しい潮流や企業のグローバル活動を進めるにあたっての課題や克服事例などを学習する。
(2)新聞、ビジネス書などの活字媒体のほか、ビデオ、DVDなどの映像メディアを使いながら、企業や経営者の姿をリアルに追う。授業の節目ごとにレポートを提出してもらい、理解度を深めるとともに企業や経営者を分析する視点を養ってもらう。演習I、演習IIのそれぞれを通じてゼミ生ごとに研究テーマを持ってもらう。
(3)教室における授業のほか、テレビスタジオ見学や歴史資料館、工場見学などを企画し、できるだけ現実の経営にふれながら企業社会への理解を深める。
・演習1授業計画
【第1回】
全体の流れ説明と共同研究テーマの設定および研究グループ編成
【第2回】
日本の経済人の研究シリーズ(渋沢栄一と岩崎弥太郎)
【第3回】
同(伊庭貞剛と住友)
【第4回】
同(益田孝と三井)
【第5回】
日本の大手企業の研究シリーズ(自動車)
【第6回】
同(精密工業)
【第7回】
同(エレクトロニクス)
【第8回】
共同研究中間発表
【第9回】
日本の新産業の研究シリーズ①(コンビニエンスストア)
【第10回】
同②(宅急便)
【第11回】
同③(人材派遣)
【第12回】
企業の進化の研究シリーズ①(国際化)
【第13回】
同②(構造改革)
【第14回】
共同研究発表①
【第15回】
共同研究発表②
・演習2授業計画
【第1回】
全体の流れ説明と各自企業研究テーマの設定
【第2回】
企業業績の研究シリーズ①(好業績企業)
【第3回】
同②(高株価企業)
【第4回】
同③(国際化企業、海外売り上げなど)
【第5回】
企業の評価シリーズ①(良い企業ランキング)
【第6回】
同②(尊敬される企業)
【第7回】
同③(ブランド価値)
【第8回】
個人研究中間発表
【第9回】
働きやすい企業研究シリーズ①
(働きやすい企業ランキング、日本)
【第10回】
同②(同、海外)
【第11回】
同③(ワークライフバランス)
【第12回】
コーポレートガバナンス研究シリーズ①
(会社法と企業改革法)
【第13回】
同②(企業理念)
【第14回】
個人研究発表①
【第15回】
個人研究発表②
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