Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現C 石井 秀夫
選択必修  2単位
【経済】 09-1-1350-0039-11A

1. 授業の内容(Course Description)
 社会人として必要な文章力を養うとともに、コミュニケーション力全般について体験的に学んでいく。簡潔でわかりやすい文章は、何度も文章を書いていくうちに次第に身についていくものである。受身で講義を聴くのではなく、自ら文章を書き、お互いの批判に耳を傾けながら文章力を高めていきたい。
 授業は、はじめに5人ずつ、3分間スピーチをおこなう。テーマは何でもよい。人前に出てもの怖じせずスピーチする訓練を積み、自分を表現する練習をする。
 続いて、テキストのテーマを輪読しながら、わかりやすい文章とは何かを学んでいく。最後に、学んだことを参考に、与えられたテーマに沿って文章を書き、互いに批評し合う。
 前期のまとめとして、各自テーマを決めて、400~500字程度の新聞投書を書いてみたい。
 適宜、グループごとにテーマについて話し合い、批評し合うグループワークの時間を設ける。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 分かりやすい文章を書く力を身につけるとともに、対人コミュニケーション力を実践的に学ぶ。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 もっとも重視するのは出席である。出席70パーセント、授業内課題30パーセント。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 清水 明美 他編『プラクティカル日本語 文章表現編―成功する型―』おうふう2003
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 体験学習が中心になるので、出席は不可欠である。欠席するとグループのメンバーに迷惑がかかる。必ず出席するようにすること。また、自ら文章を書き、人前で発表しなければならない。与えられるのを待つとか、人の後ろに隠れて姿を現さないような消極的態度は認められない。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 履修のためのガイダンス グループ分け
【第2回】
 プレゼンテーションの仕方
【第3回】
 会話と文章の違い 
【第4回】
 グループワーク①
 テーマ作文とグループごとの発表と批評
【第5回】
 文章の分類 事実と意見の区別
【第6回】
 グループワーク②
 テーマ作文とグループごとの発表と批評
【第7回】
 適切な語の選び方
 読み手が理解しやすい文章
【第8回】
 グループワーク③
 テーマ作文とグループごとの発表と批評
【第9回】
 読み手の期待にそって展開する文章
【第10回】
 グループワーク④
 テーマ作文とグループごとの発表と批評
【第11回】
 文体の統一 読点の打ち方
【第12回】
 グループワーク④
 テーマ作文とグループごとの発表と批評
【第13回】
 新聞の投書を書いてみる①
【第14回】
 新聞の投書を書いてみる②
 発表と批評
【第15回】
 まとめとテスト