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授業の内容(Course Description) |
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図書館学Iでは、図書館の意義、図書館の種類、図書館の機能・課題・動向、図書館政策、関係法規、図書館と類縁機関等との関係について解説する。また、情報技術の図書館への影響や、外国の図書館事情、図書館の自由、図書館関係団体、派遣・委託問題等の最近の話題にも触れる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情報通信技術の発展が、情報のデジタル化を促進し、人と情報との関わりに大きな変化をもたらし、紙媒体中心で運営されてきた図書館がインターネット情報資源など媒体の多様化とハイブリッド化に直面している現代的な状況を踏まえて、図書館と図書館員の役割や機能について考え、理解を深めることを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・出席(60%)、レポート(30%)、授業参加度(10%)の総合評価。毎回、授業中に小レポートがあり、次回までの復習レポートがあり、最終回に課題レポートがある。 ・3分1以上欠席、レポート未提出、初回・最終回の無断欠席、または出席やレポートに不正があった場合は自動的に不合格となる。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:菅谷明子著『未来をつくる図書館:ニューヨークからの報告』岩波書店, 2003 (岩波新書 新赤版837) 文献は随時紹介する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)4月上旬時点で必ずこのシラバスをオンラインで再確認すること。 2)学習成果の復習と確認のため毎回レポート課題が出されるので、毎週1−2時間の自習時間の確保が必要。 3)第1回目のイントロダクションは、授業の進め方や成績評価方法を説明するので必ず出席すること 4)テキストは必ず5月の連休明けまでに入手しておくこと 5)レポートはワープロソフトで作成し、メールに添付して提出するので、コンピュータ・リテラシーに習熟しておくことが望ましい 6)授業中の私語は厳禁する
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション: 授業の目的、進め方、評価法など 【第2回】 子どもと図書館 【第3回】 学校教育と図書館 【第4回】 高齢者と図書館 【第5回】 美術と図書館 【第6回】 音楽と図書館 【第7回】 ビジネスと図書館 【第8回】 法律と図書館 【第9回】 行政と図書館 【第10回】 地域文化と図書館 【第11回】 教育と図書館 【第12回】 学術情報と図書館 【第13回】 情報の環境とアクセス行動の変化と図書館 【第14回】 求められる図書館員像と図書館員教育 【第15回】 まとめ 学習成果の自己評価、授業評価
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