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授業の内容(Course Description) |
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ヨーロッパ主要国で展開されるサッカービジネスの現状把握と分析 ヨーロッパサッカーを牽引する5大国の歴史・政治・経済・社会・文化 サッカー5大国のトップリーグの財務内容把握と分析 FIFA(国際サッカー連盟)の歴史とワールドカップのビジネス展開 UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の歴史 UEFA チャンピオンズリーグとヨーロッパ選手権の経済効果 テレビ放送権とスポンサーシップの将来展望
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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以下を理解すること ・サッカー5大国の財務内容の違いとその原因・理由 ・イングランドプレミアリーグのビジネス成功の要因 ・FIFA(ワールドカップ)とIOC(オリンピック)の確執 ・UEFAチャンピオンズリーグの功罪
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末テスト40%、授業出席60% 抜打ちテストで授業出席を確認します レポートの自主的提出は加点します
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『スポーツと国力』(朝日新書) 随時、参考文献を追加
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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関連科目の「アメリカ型スポーツ経営」「スポーツ法学総論」「ライセンスビジネス論」「スポーツ産業構造論」にも興味と関心を持つこと サッカーを通じてヨーロッパに関する知識を深めて欲しい 知的好奇心を持って勉学に励むこと 欠席・遅刻・授業中の私語は厳禁
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 総論 ヨーロッパにおけるサッカービジネスの全体像を把握します。 【第2回】 イングランド(1) サッカー発祥の地イングランドのビジネス形態、及び、直面する問題点を整理します。 歴史も学びます。 【第3回】 イングランド(2) プレミア・リーグ主要クラブの損益計算書を比較します。 【第4回】 ドイツ(1) ドイツのビジネス形態を学びます。歴史を重ね合わせ、問題点を整理します。 日本のサッカーの手本となった国家的システムを学びます。 【第5回】 ドイツ(2) バイエルン・ミュンヘンを参考に、クラブ運営を検証します。 【第6回】 イタリア イタリアのビジネス形態を学びます。歴史も併せ学びます。 【第7回】 スペイン スペインのビジネス形態を学びます。歴史を通じて地理的対立も学びます。 【第8回】 フランス ワールドカップ発祥の地フランスのビジネス形態を学びます。スポーツと歴史の絡み合いも学びます。 【第9回】 その他のヨーロッパの国々 サッカー5大国に次ぐ国々のサッカー事情を総括します。 【第10回】 FIFA(国際サッカー連盟)とワールドカップ(1) FIFAの生い立ちとワールドカップについて学びます。 【第11回】 FIFAとワールドカップ(2) ワールドカップとオリンピック、ISLの役割と破綻について検証します。 【第12回】 UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)とチャンピオンズ・リーグ UEFAの役割、UEFAとFIFAの関係、人気上昇のチャンピオンズ・リーグについて学びます。 【第13回】 サッカーとテレビ テレビの経済効果について学びます。バブルが弾けたと言われるヨーロッパサッカー界の現状を分析します。 【第14回】 サッカーとスポンサーシップ スポンサーコンセプトの変遷を学びます。 テレビとスポンサーシップの組み合わせについて、アメリカと比較します。 【第15回】 総括
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