Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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一般教養演習B 若山 昇
選択  2単位
【法律】 10-1-1210-0687-02

1. 授業の内容(Course Description)
 どのような職業に就いても、大学卒業生として現代社会を生き抜くには、一般教養は必要不可欠である。当然、入社試験や公務員試験においても、一般教養は重視されている。しかし一口に一般教養と言っても、その範囲はきわめて広いので、学習方法すら確立していない。
 一般教養部門は、大きく知識の分野(社会科学、人文科学、自然科学)と知能の分野(判断推理、数的推理、資料解釈等)に分けられる。授業では主に後者の知能の分野を取り扱う。なぜなら、この知能の分野は、丸暗記では対処することはできないからである。そもそも一般教養の知能とは、いかなる学問や仕事を行う場合でも必ず必要となる、いわば思考の際の基盤となるべき考える能力である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 授業では、まず基礎能力を養う。そのうえで演習を通して、いかに考え、分析し、判断をするかを身につけることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 クラス貢献度(出席・発表等)、課題提出、試験を総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じて、別途指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 数学的な事項は、基本から復習する。数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。苦手意識のある学生にとっては、基礎部分を学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。一般教養演習Aと共に通年で履修することを強く希望する。さらに、公務員希望者は、総合法学特講A、Bを併せて履修する事が望ましい。
 なお、公務員コースでは、推奨選択科目となっている。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 一般教養演習A 判断推理の復習
【第2回】
 図形の構成・分割 ①
【第3回】
 図形の構成・分割 ②
【第4回】
 投影・切断 ①
【第5回】
 投影・切断 ②
【第6回】
 展開図と多面体 ①
【第7回】
 展開図と多面体 ②
【第8回】
 公務員試験対策 ①
【第9回】
 公務員試験対策 ②
【第10回】
 軌跡 ①
【第11回】
 軌跡 ②
【第12回】
 図形の計量 ①
【第13回】
 図形の計量 ②
【第14回】
 図形の計量 ③
【第15回】
 総合問題