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授業の内容(Course Description) |
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どのような職業に就いても、大学卒業生として現代社会を生き抜くには、一般教養は必要不可欠である。当然、入社試験や公務員試験においても、一般教養は重視されている。しかし一口に一般教養と言っても、その範囲はきわめて広いので、学習方法すら確立していない。 一般教養部門は、大きく知識の分野(社会科学、人文科学、自然科学)と知能の分野(判断推理、数的推理、資料解釈等)に分けられる。授業では主に後者の知能の分野を取り扱う。なぜなら、この知能の分野は、丸暗記では対処することはできないからである。そもそも一般教養の知能とは、いかなる学問や仕事を行う場合でも必ず必要となる、いわば思考の際の基盤となるべき考える能力である。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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授業では、まず基礎能力を養う。そのうえで演習を通して、いかに考え、分析し、判断をするかを身につけることを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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クラス貢献度(出席・発表等)、課題提出、試験を総合して評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要に応じて、別途指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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数学的な事項は、基本から復習する。数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。苦手意識のある学生にとっては、基礎部分を学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。一般教養演習Cと共に通年で履修することを強く希望する。さらに、公務員希望者は、総合法学特講A、Bを併せて履修する事が望ましい。 なお、公務員コースでは、推奨選択科目となっている。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 一般教養演習C 数的推理の復習 【第2回】 数の規則性 【第3回】 順列 【第4回】 組合せ 【第5回】 確率 ① 【第6回】 確率 ② 【第7回】 公務員試験対策 ① 【第8回】 公務員試験対策 ② 【第9回】 資料解釈の基本 【第10回】 実数解釈 【第11回】 構成比解釈 【第12回】 指数解釈 【第13回】 増加率解釈 【第14回】 公務員試験対策 ③ 【第15回】 まとめ・総合問題
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